川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
222/810

184第2節 浄水場等整備事業1 背景 昭和46年(1971)度から始まった第8期拡張事業は、昭和55年(1980)度にようやく完成し、水源確保を含めた基幹施設が整った。 しかしながら、安定給水を継続していくためには、施設の予備能力を確保する必要があり、諸施設の整備拡充のため、浄水場施設を中心とする本整備事業を計画し、第4次配水整備事業と同時に施行した。2 工事内容 整備した施設は次のとおりである。①長沢浄水場沈でん池設備、薬品注入設備、電気計装設備②潮見台浄水場沈でん池設備、薬品注入設備、電気計装設備③生田浄水場薬品注入設備、電気計装設備④東部・中部配水調整施設管理棟⑤末吉配水所管理棟その他、附帯工事中部配水調整施設東部配水調整施設3 工事期間 起工昭和51年(1976)度 竣工昭和56年(1981)度4 事業費及び財源 総事業費は、38億円をもって完成した。財源は、全額起債に求めた。第1編上水道第4章水道の拡張から維持管理への転換

元のページ  ../index.html#222

このブックを見る