川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
228/810

190③細山配水塔容量1,899㎥その他、附帯工事⑵ 工事期間 起工 昭和51年(1976)度 竣工 昭和56年(1981)度⑶ 事業費及び財源 総事業費は、50億円をもって完成した。財源は全額起債に求めた。第5節 配水施設等整備事業1 背景 昭和55年(1980)度に第8期拡張事業の完成によって給水能力は、日量102万6,000㎥となり、川崎市における水の確保はほぼ目標に達した。この間、水源の開発、取水、導水及び浄水施設等の建設と並行して、配水整備事業を施行し、安定給水のための施設整備を図ったが、なお一層の既存施設の維持管理の充実が課題とされた。このため、昭和56年(1981)度から送水施設を含めた配水施設等整備事業を計画し、水需要の増加に対する管網の整備、老朽化した管路の改善、災害対策用応急給水施設の設置、配水池及び配水塔の新設、建物、電気計装設備の増補改良等を実施した。2 第1次配水施設等整備事業⑴ 工事内容①送水管口径300〜800㎜、延長2,752.1m、用地取得1,415.61㎡②配水管口径150〜600㎜、延長3万2,246.7m、用地取得1,115.84㎡③配水管更生口径150〜250㎜、延長2万1,038.3m④共同溝関連施設口径1,200㎜、延長456m⑤鷺沼配水所監視制御設備、管理棟⑥黒川高区配水池容量666.2㎥×3池、電気計装設備、受配電設備⑦江ヶ崎制御室電気計装設備その他、附帯工事⑵ 工事期間 起工 昭和56年(1981)度 竣工 昭和61年(1986)度⑶ 事業費及び財源 総事業費は、61億円をもって完成した。財源は、1億600万円を自己資金とし、残り59億9,400万円を起債に求めた。細山配水塔第1編上水道第4章水道の拡張から維持管理への転換

元のページ  ../index.html#228

このブックを見る