193⑩第２導水ずい道取水口設備⑪路上局⑫災害対策用貯水槽設備その他、附帯工事⑶ 工事期間 起工 平成13年（2001）度 竣工 平成22年（2010）度⑷ 事業費及び財源 総事業費は、209億8,351万円をもって完成した。財源は、32億3,841万円を自己資金、3億7,010万円を国庫補助金、4,000万円を一般会計補助金とし、残り173億3,500万円を起債に求めた。２ 大配水ブロック間の相互融通と中小配水ブロックの整備⑴ 背景 川崎市の水源系統は、相模川水系、多摩川水系及び酒匂川水系（企業団受水）と多系統を有し、水源から長沢・生田・潮見台の３浄水場及び配水池までは、原水連絡管、浄水連絡管、送水管等でループ化・二重化が図られている中、配水系統は、配水池及び配水塔と配水ブロックがほぼ１対１の状況となっており、それぞれが独立していた。市域を縦断する基幹管路も配水ブロック境界で遮断されており、自然流下を基本とした水運用とはいえ、効率的な水運用及びリスク管理面で課題がみられる状況であった。 このため、効率的な水運用やリスク管理の強化等を図ることを目的に、施設改築等整備事業の中で大配水ブロック間の相互融通を整備することとした。 また、断水時の影響範囲の軽減、漏水箇所の特定の容易性、災害時等の被害の局所化による緊急時の早期回復、更なる配水圧力の適正化、適正口径による配水管網の整備等を目的として、中小配水ブロック化を実施した。中ブロック化前の16大配水ブロック配水池・配水塔大配水ブロック配水池・配水塔大配水ブロック長沢浄水場・配水池長沢系高石配水塔高石系生田浄水場・配水池生田系、菅系百合丘配水塔百合丘系潮見台浄水場・配水池潮見台系細山配水塔細山系鷺沼配水池鷺沼系千代ヶ丘配水塔千代ヶ丘系末吉配水池末吉系、臨海系長尾配水塔長尾系黒川配水池黒川系宮崎配水塔宮崎系黒川高区配水池黒川高区系久末配水塔久末系第６節施設改築等整備事業
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