川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
258/810

2202 事業認可申請 条例の改正が議会で可決されたことを受けて、給水人口の増加及び1日最大給水量の減量について、川崎市は平成20年(2008)3月24日、厚生労働省に対して事業変更認可申請書を提出した。これに対して、同年3月26日に事業変更の認可を受けた。厚生労働省発健保第0326001号平成20年3月26日川崎市長 阿部 孝夫 殿厚生労働大臣 舛添 要一水道事業の変更の認可について平成20年3月24日付け19川水工計第580号をもって申請のあった標記については、認可する。第6節 各施設の工事1 長沢浄水場⑴ 施設整備の概要①再構築前の浄水処理フロー 再構築前の長沢浄水場は、相模湖・津久井湖を水源とする相模川水系原水を第1導水ずい道より導水し、第2着水井経由で第3沈でん池にて処理を行っていた。また、相模川水系原水に酒匂川水系原水が途中合流する第2導水ずい道より導水した潮見台浄水場の沈でん処理水を原水2号及び3号連絡管にて第2分水井に送水し、それらを合わせて急速ろ過池(複層ろ過)にて処理し、浄水池・配水池より市内に送・配水するというフローで運用していた。再構築前の長沢浄水場第1編上水道第5章全国に先駆けた水道の再構築

元のページ  ../index.html#258

このブックを見る