川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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244独立型外灯保水材注入状況 (ウ)開設不要型応急給水拠点 配水池東側の公道に面したスペースに応急給水拠点の更なる拡充等を目的とし、配水池から直接給水する開設不要な蛇口型応急給水拠点を整備した。この施設は通常時は使用しないため、フェンスで囲い、公道面に施錠可能な門扉を設置した。 (エ)見学施設(ルート)の整備 長沢浄水場の再構築事業完成後に、長沢浄水場において見学者を受け入れるために小学生用と専門家用の見学者ルートを整備することとなった。 特に、小学生見学ルートの整備に当たっては、バリアフリー対応、可能な限り一方通行、水の流れに沿って浄水工程が説明できる通路設定を検討した。また、主要な浄水施設(着水井、活性炭接触池、沈でん池、ろ過池、配水池)を説明するためのスペースを用意することとし、説明場所と通路の区別は、舗装の材料で分けることとした。舗装の材料は、通路や車道で使用するコンクリート舗装やアスファルト舗装以外の舗装材とし、経年変化で味わいが出ることや自然素材で親しみやすさを与えること等からレンガブロック舗装とした。開設不要型応急給水拠点第1編上水道第5章全国に先駆けた水道の再構築

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