川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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252能であること等のいくつかの方針をもとに各種検討を行い、施工方法等を決定した。 配水池周辺等の平地部では、開削工法による更新を基本方針としたが、斜面部では、土工や配管据付け等に使用する重機の搬入が困難であることから、PIP(パイプインパイプ)工法による更新を選定した。ただし、新6号配水本管は口径が1,200㎜であり、利用可能な既設管が存在しないため、インクライン工法を用いて開削により施工するものとした。 以下に、本工事における更新対象管路を示す。更新対象管路一覧管路名称布設箇所口径(㎜)/管種施工方法備考流入管上水4号送水管斜面部900/鋼管PIP工法既設連絡管2号を利用場内開削工法生田送水管斜面部1,100/鋼管PIP工法既設生田導水管を利用場内開削・PIP工法〃流出管1号配水本管斜面部1,000/鋼管PIP工法既設6号配水本管を利用場内開削工法6号配水本管斜面部1,200/鋼管開削工法インクライン工法にて施工場内開削工法菅配水管場内700/ダクタイルNS形開削工法斜面部下で1号・6号配水本管より取り出し排泥管排泥管斜面部800/鋼管PIP工法既設1号配水本管を利用場内開削工法不断水止水削孔状況6号配水本管布設状況(インクライン工法)1号配水本管布設状況第1編上水道第5章全国に先駆けた水道の再構築

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