川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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254(ウ)機械・電気設備 生田浄水場の受電設備については、上水施設廃止に伴う設備使用電力の大幅な削減が見込まれることから、従来の特別高圧による受電を見直し、細山送水ポンプ所、工水送水施設の施設整備の時期、設備負荷容量を考慮して受電方法・区域を再構築した。配水池についても生田浄水場の一部として運用していたため、生田浄水場内の特高受変電設備から高圧送電線により公道と河川を横断して電源の供給を受けていたことから、見直すこととした。そのため、配水池用地内単独の受電設備(低圧)を設置し、切り替えを行い、新配水池の電気室に設置する制御装置、通信装置、水質計器等の整備を行った。 また、生田浄水場は工業用水道専用の浄水場として整備することから、配水池設備は、ソフトウェアの機能追加により水運用センターからの遠方監視で運用が可能な設備として更新を実施することとした。②工事施行の経過 生田配水池築造、構内管路工(鋼管製作含む)、構内電気・機械設備及び附帯工及び配水池(1〜4号池)、構内管路・電気及び附帯撤去工は、平成24年(2012)7月13日に着工し、平成28年(2016)8月31日に完成した。1号池築造状況1号池完成2号池充水作業配水池上部太陽光設備第1編上水道第5章全国に先駆けた水道の再構築

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