川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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257第三分水井東京都長沢浄水場配水池第2沈でん池R=250mR=700m1号・3号送水管平面曲線概略図 縦断線形は、新設配水池の流出管中心高さ+67.70mより自然流下にて既設1号・3号送水管へ連絡するため、地形に合わせた埋設ではなく動水勾配、既設構造物・埋設管等を考慮した線形とした。開削工法推進工法開削工法ろ過池・配水池工事施工区間川崎市多摩区三田三丁目川崎市多摩区東三田三丁目川崎市多摩区三田五丁目川崎市多摩区長沢一丁目1号・3号送水管布設平面図 配水池内(送水ポンプ室)から流量計室の先までの区間はろ過池・配水池工事にて施工しており、その接続部から発進立坑までの区間と到達立坑から既設管連絡箇所までの区間は、掘削深が比較的浅い(約1.5m〜3.1m程度)ことから、開削工法を採用し、管種は経済性と施工性を考慮して鋼管とダクタイル鋳鉄管を使い分けた。 途中土被りが深くなる区間(最大土被り19.5m)については、工事期間、経済性等が最も優位な泥水式推進工法にて、さや管(推進工法用鉄筋コンクリート管)を布設した後、その管内に新設送水管を挿入するPIP(パイプインパイプ)工法を採用した。送水管の管種は、ダクタイル鋳鉄管とし、PIP工法用耐震継手であるPN形とした。それに伴い推進管の口径については、曲線においても挿入可能となる2ランクアップの口径(1,350㎜・1,650㎜)とした。第6節各施設の工事

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