258さや管挿入状況さや管内配管状況②工事施行の経過 上水1号・3号送水管、浄水1号連絡管布設工事は、平成22年(2010)9月10日に着工し、平成25年(2013)1月11日に完成した。また、鋼管製作及び現場接合は、平成23年(2011)4月1日に開始し、平成25年(2013)1月11日に完成した。③施設の概要1号送水管1,100㎜(鋼管)延長62.7m、(ダクタイル鋳鉄管)延長439.3m1,000㎜(鋼管)延長3.0m、800㎜(鋼管)延長42.5m3号送水管1,350㎜(鋼管)延長101.2m、(ダクタイル鋳鉄管)延長440.2m上水1号連絡管900㎜(鋼管)延長21.5m、600㎜(ダクタイル鋳鉄管)延長21.4m⑷ 細山送水管①工事の概要 細山送水ポンプ所の更新に伴い、周辺の送水管を更新した。工事施工範囲は、既設1号配水本管分岐部から送水ポンプまでのポンプ1次側と送水ポンプから既設送水管までのポンプ2次側の区間である。また、生田配水池の更新に伴う1号配水本管の断水を考慮して、ポンプ1次側にて連絡管2号(現:上水4号送水管)からの分岐管を接続することとした。 1号配水本管から細山配水塔へ供給する細山送水管は、バックアップ管路がないために断水が非常に困難な路線であり、それにより、上流の生田配水池から流出する1号配水本管についても細山送水管分岐部までの区間は断水が困難な管路となっていた。そこで、新設の細山送水管は1号配水本管と生田配水池への流入管である連絡管2号の両方から分岐することとし、分岐元の管路を振り替えることが出来るように配管した。 また、ポンプ2次側の既設送水管との連絡についても、原則として断水が出来ないことから、不断水連絡工法として検討を行い、経済性に加えて、通水時における操作性と新旧ポンプを稼働させながら徐々に系統変更が可能というメリットもある「流路変更弁」を採用することとした。これにより新設送水ポンプ設備への切り替えを運用に影響することなく容易に実施することが可能となった。第1編上水道第5章全国に先駆けた水道の再構築
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