川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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292給水所の設置箇所一覧No.名称所在地所管1川崎区役所川崎区東田8第1配水工事事務所2大師支所川崎区東門前2-1-1第1配水工事事務所3田島支所川崎区鋼管通2-3-7第1配水工事事務所4幸区役所幸区戸手本町1-11-1第1配水工事事務所5中原区役所中原区小杉町3-245第2配水工事事務所6高津区役所高津区下作延2-8-1第2配水工事事務所7宮前区役所宮前区宮前平2-20-5第2配水工事事務所(第3配工応援)8多摩区役所多摩区登戸1775-1第3配水工事事務所9麻生区役所麻生区万福寺1-5-1第3配水工事事務所⑷ 浄水発生土のモニタリング 平成23年(2011)6月23日に厚生労働省が発した「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」等について(平23基安発0517第1号)、5月12日付け原子力災害対策本部「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」により、下水処理場の脱水汚泥等から放射性物質が検出されたことを受け、同年5月から長沢及び生田浄水場の浄水発生土検査を1週間に1回の頻度で川崎市衛生研究所へ委託した。その後「放射性物質が検出された浄水発生土の当面の取扱いに関する考え方について」(平23健発0616第8号)にて、6月16日付けで原子力災害対策本部が発した「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」についての周知がされた。この通知は、浄水発生土の保管、処分や利用等は、検査結果によって対応が分かれることを示し、利用については市場に流通する前にクリアランスレベル(100Bq/kg)以下になることが合理的に確保される物は、利用して差し支えないとされた。 平成23年(2011)7月に水道水質課にNaIシンチレーションスペクトロメータが配備され、調整後の8月からは水道水質課で1週間に1回の検査を実施した。 長沢浄水場の発生土は平成23年(2011)9月中旬から、生田浄水場の浄水発生土は平成26年(2014)10月からクリアランスレベルを下回っており、降雨等による影響も確認されなかったため、平成29年(2017)4月からは1か月に1回の検査頻度とした後、翌年4月から検査を休止している。第1編上水道第6章安全で良質な水道へ水質の探求

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