川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
360/810

322応急給水の状況小千谷総合病院貯水槽への給水 また、10月31日午後に日本水道協会関東地方支部長から応急復旧隊の要請があり、翌11月1日急きょ応急復旧隊12名を選出し、同日午後、平間会館から作業車3台にて、小千谷市ガス水道局へと出発した。川崎市水道局の応援復旧作業としては、11月2日から4日まで通水・漏水調査を実施した。通水作業(仕切弁操作状況)管路破損状況(100㎜ダクタイル管)③小田原市送水管破損事故(平成17年(2005)) 平成17年(2005)4月13日午後0時30分頃、小田原市で水道送水管破損事故が原因となる断水が発生した。小田原市水道局からの応援要請により神奈川県、横浜市、川崎市の3水道事業体による初動の応急給水等が行われた。 これは平成9年(1997)6月1日に調印した「日本水道協会神奈川支部災害相互応援に関する覚書」によるもので、覚書締結後、破損事故による応援活動は初めてのことであった。 川崎市は、給水車2台(4t、2t)、作業車2台、ライトバン(指揮車)1台、携帯用水袋1,850袋、ペットボトル(500ml)1,680本を用意し、4月13日から16日までの4日間、延べ72名の職員を動員して応急給水活動を行った。④新潟県中越沖地震(平成19年(2007)) 平成19年(2007)7月16日10時13分、新潟県中越沖を震源とするマグニチュード6.8(暫定値)の地震が発生し、柏崎市、長岡市等、中越地方に甚大な被害をもたらした。これに対して7月22日に日本水道協会関東地方支部長から神奈川県支部長の川崎市に対して、復旧応援の要請が行われた。第1編上水道第7章安全・安心のための取組

元のページ  ../index.html#360

このブックを見る