川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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329連携による水源振り替えを中断した。その後、降雨がない状態があり、水源振り替えを再開したが、台風18号による降雨等によって貯水量は平年並みに回復した。平成29年の少雨では宮ヶ瀬ダム完成以降の最低貯水率(相模川水系3ダム合計貯水率56%(8月6日))を記録した。300,000250,000200,000150,000100,00050,00001月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月(277,217)(221,177)貯水量〔千㎥〕満水量10か年平均平成25年平成29年平成29年8月6日貯水量:123,863千㎥貯水率:56%平成25年9月14日貯水量:131,504千㎥貯水率:60%少雨傾向時の相模川水系3ダムの貯水量推移8 寒波対策⑴ 対策の方法(自助と公助)①市民への周知 気温の低い冬期には、給水管に停滞している水道水が凍結し、給水管を破損する恐れがあることから、上下水道局ウェブサイト及び広報紙「かわさきの上下水道」にて、給水管の凍結防止対策や凍結した場合の対応方法を周知している。②上下水道局による現地対応 毎年12月1日から翌年3月31日までの間、予報最低気温が摂氏マイナス4℃以下で、寒波による被害が多発する恐れがある場合、寒波対策事務局を設置する。事務局から関係課所へ連絡し、準備、現地対応を行う。少雨により水位が低下した丹沢湖(平成29年7月)第6節災害対策・危機管理

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