川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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330③現地対応の範囲 現地対応の修繕範囲は、川崎市上下水道局漏水修理実施要綱に規定する市負担範囲(以下「局施行修繕範囲」という。)である。ただし、漏水量が多く、止水栓等を閉止することで止水が可能な場合は、お客さまの了承を得た上で止水栓等を閉止する。局施行修繕範囲での漏水の場合は、修繕等受託者にて修繕し、局施行修繕範囲外での漏水の場合は、お客さまセンターから修繕業者の紹介を行う。⑵ 各課の役割①事務局の役割 水道管理課が事務局となり、サービス推進課、水道整備課及び各配水工事事務所へ現地対応に必要な人員の確保を要請する。凍結による給水管の漏水発生時は、各関係課所との連絡調整を行うとともに、寒波による被害件数等の集計を行う。②サービス推進課の役割 凍結による給水管の漏水が多発し、問い合わせ件数が増加する恐れがあることをお客さまセンターへ周知する。お客さまセンターで判断が難しい場合は、関係課所と調整し、対応方法を決定する。また、お客さまセンターから報告された問い合わせ内容、件数の受付状況を確認し、事務局へ報告する。③お客さまセンターの役割 給水管の凍結に関する問い合わせがあった場合は、給水管の凍結防止対策や凍結した場合の対処方法を案内する。また、凍結により給水管が漏水している場合は、漏水箇所が局施行修繕範囲または不明である場合は修繕等受託者へ取り次ぎ、漏水箇所が局施行修繕範囲外の場合は修繕業者の紹介を行う。お客さまからの凍結に関する問い合わせ内容、件数の受付状況を作成し、サービス推進課へ報告する。④水道整備課、各配水工事事務所の役割 修繕等受託者へ修繕対応班の増班編成を要請する。修繕等受託者からの応援要請に応じて、現地対応を行う。凍結による給水管漏水の被害が甚大な場合は、必要に応じて巡回を行う。また、修繕等受託者から報告された修繕、現地対応の状況を確認し、事務局へ報告する。⑤修繕等受託者の役割 お客さまセンターにて受付した修繕または現地調査を行う。修繕、現地調査した内容、件数の対応状況を作成し、水道整備課へ報告する。また、水道メーター等の資器材について、水道整備課と調整し、必要数を確保する。 お客さまからの漏水対応依頼が多く、修繕等受託者だけでは現地対応できない場合、水道整備課及び各配水工事事務所で現地対応を依頼する。かわさきの上下水道第1編上水道第7章安全・安心のための取組

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