405第５節 工業用水道浄水施設等整備事業１ 背景 工業用水の安定供給を確保し、かつ環境問題や使用者ニーズに応えるためには、浄水施設や排水処理施設等の浄水場を中心とした工業用水道施設の整備が不可欠であるため、前述の「工業用水道浄水場等整備事業」に引き続き、昭和56年（1981）度から「工業用水道浄水施設等整備事業」を施行した。本整備事業では、第１次から第４次まで、20年間にわたり各浄水場の施設整備を行った。２ 第１次工業用水道浄水施設等整備事業⑴ 工事内容 各施設の工事内容は次のとおりである。①長沢浄水場沈でん池設備第２沈でん池フロキュレーター改良電気計装設備第２沈でん池コントロール盤改良②生田浄水場沈でん池設備高速凝集沈でん池ロンダー設備改良電気計装設備電線路敷設替、監視制御装置取り替え、計装設備改良、特高受電設備改良ポンプ設備送水ポンプ設備改良③平間浄水場浄水管理棟管理棟増改造設計委託、管理棟増改造、管理棟増改造電気設備その他、附帯工事⑵ 工事期間起工 昭和56年（1981）度竣工 昭和61年（1986）度⑶ 事業費及び財源 総事業費22億円をもって完成した。財源は、自己資金の８億3,000万円ほか13億7,000万円を起債に求めた。３ 第２次工業用水道浄水施設等整備事業⑴ 工事内容 各施設の工事内容は次のとおりである。①稲田取水所受配電設備受配電設備改良ポンプ設備取水ポンプ設備改良②長沢浄水場沈でん池設備第２凝集沈でん池排泥弁改良第５節工業用水道浄水施設等整備事業
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