川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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411第8節 川崎縦貫道路関連施設整備事業 本事業の詳しい内容に関しては、第1編第4章第7節「川崎縦貫道路関連施設整備事業」を参照のこと。第9節 工水2号送水管漏水事故1 漏水事故の概要 平成21年(2009)12月2日16時頃、平間配水所の監視制御装置の保守点検作業中、工水2号送水管着水下弁が急閉止したことにより、ウォーターハンマーと思われる圧力上昇が生じた。 この異常な圧力が工水2号送水管内を伝播し、中原区市ノ坪218番地先(平間配水所から約2.7㎞)において、工水2号送水管に設置された人孔蓋が破損し、漏水が発生した。漏水量は約6,200㎥に達し、浸水等により周辺家屋の被害が生じた。また、全体給水量の不足に伴い、工業用水利用者に甚大な被害をもたらした。 更に、平成21年(2009)12月4日0時頃には、中原区上新城2丁目11-25番地先(平間配水所から約6.5㎞)において、道路上の漏水が発見された。調査の結果、中原区市ノ坪と同様に、工水2号送水管に設置された人孔蓋の一部破損による漏水であることが判明した。漏水箇所案内図第9節工水2号送水管漏水事故

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