川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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423再構築前後の給水能力再構築前〔㎥/日〕水源水量施設能力給水能力長沢浄水場相模川水系241,000241,000235,000生田浄水場地下水系50,000―245,000多摩川水系200,000200,000平間配水所補てん水80,000―80,000合計―571,000441,000560,000再構築後〔㎥/日〕水源水量施設能力給水能力長沢浄水場相模川水系241,000241,000235,000生田浄水場地下水系50,000―245,000多摩川水系200,000200,000平間配水所上水からの取水40,000―40,000合計―531,000441,000520,000第3節 施設整備の計画1 施設整備の概要 再構築計画に基づく施設整備は、給水能力の見直しに伴い安定給水を維持するため、個々の施設の耐震性強化を図るだけでなく、緊急時を想定したバックアップ施設の整備や施設の機能強化を図り、工業用水道全体として緊急時に対応できるものとした。 具体的には、平間配水所の受水量減少に伴う水量調整機能の低下を補うため、長沢浄水場と生田浄水場に調整池を築造し、平間配水所の調整池及びポンプ設備の更新を行うこととした。 また、経年化により老朽化している稲田取水所の受変電設備、導水ポンプ設備、監視制御装置の更新を行うとともに、受電の2系統化等を実施し、取水・導水の安定性を向上させた。生田浄水場は、浄水システムの機能強化を図るため、平成16年(2004)、平成17年(2005)に沈でん処理施設を更新し、耐震化を図った。更に、経年化によって老朽化した受変電設備、監視制御装置及び送水ポンプ設備とポンプ棟を更新するとともに、受電の2系統化を行った。第3節施設整備の計画

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