川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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430 導水開きょには、葉・ゴミ等の異物除去のため、メッシュ式除塵機を設置するとともに、水位確保を目的として調整池手前に堰を設けた。また、調整池流出管は、調整池水位を有効に活用するため、可能な限り低い位置に設置することとした。堰第1沈でん池(No.1)調整池(No.1)除塵機導水きょ断面図 (イ)調整池遮光設備 沈でん池から調整池への改造により藻類の繁殖が懸念されたことから、それを抑制するため、調整池に遮光設備を設置することとした。調整池躯体への影響を考慮し、トラス枠組構造で調整池上部に歩廊を渡し、遮光シートで覆う方式とした。調整池遮光設備②工事施行の経過 長沢浄水場第1沈でん池の改良工事は、平成20年(2008)10月3日に着工し、平成22年(2010)2月26日に完成した。鋼管製作及び現場接合工事は、平成20年(2008)9月5日に着工し、平成22年(2010)2月26日に完了した。除塵機、調整池水位計等の機械電気設備の改良工事は、平成21年(2009)4月1日に着工し、平成22年(2010)3月18日に完成した。第2編工業用水道第4章工業用水道の再構築

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