川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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4363 生田浄水場⑴ 施設整備の概要 生田浄水場は、再構築計画において水道事業の浄水施設を廃止し、工業用水道専用の浄水場として基幹施設を更新し、浄水システムの機能強化を図るため以下の施設整備を行った。・調整池の新設・ポンプ棟(送水ポンプ設備及び薬品注入設備)更新・場内管路の整備・サージタンクの新設・受変電設備更新・工業用水道施設用の自家発電設備新設 平間配水所の上水受水量減量に伴う水量調整機能の低下を補うために調整池を新設し、老朽化が進んだ送水ポンプ棟は水道事業との共同施設であるため、調整池と隣接する位置に送水ポンプ設備及び薬品注入設備と併せて更新することとした。また、各設備の更新に併せて場内管路を整備し、ポンプ下流にウォータハンマー対策としてサージタンクを新設した。 また、受変電設備についても老朽化のため更新し、水道事業の浄水施設の廃止に伴い特高受電から高圧受電に契約変更した。新たに工業用水道施設用の自家発電設備を新設することとした。 更新工事に当たって、各施設は浄水場敷地の西側用地に集中させ、東側用地は将来の更新スペースを十分確保した上で有効利用を図ることとした。上水系統工水系統6号配水本管1号配水本管PP第5取水系(工水表流水)第3取水系(工水さく井)工水2号送水管浄水1号連絡管長沢浄水場からサージタンク菅配水管細山送水管φ700φ900潮見台生田送水管潮見台配水池から超高速沈でん池φ1,200φ1,300φ1,000φ1,000φ1,1002号配水池1号配水池調整池生田浄水場のフロー(再構築後)第2編工業用水道第4章工業用水道の再構築

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