川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
477/810

439離を防ぐことができること、制御・構成機器が簡便であることから、ワンウェイサージタンクを採用した。サージタンク第3取水系導水管工水2号送水管自家発電設備調整池管理棟設備棟既設超高速凝集沈でん池サージタンク位置図 水撃解析を工水2号送水管の最低圧力を−5m以内になることを条件に行い、その結果から容量340㎥、H.W.L.37.0m、L.W.L.28.0m、有効水頭9mの鋼製サージタンクを設置することとした。  停電時に送水ポンプが停止した際には、タンクと工水2号送水管の連絡管にある逆止弁が開き、タンク内の水が送水管へ流れる構造となっている。また、通常時は停滞水対策としてタンク内の水が1日1回入れ替わるよう、維持用水を工水2号送水管からバイパス管50㎜を経由して、定流量制御によりタンクへ流入させ、越流水を調整池に戻す構造となっている。アンカーボルト設置・配筋工事底版設置第5節各施設の工事

元のページ  ../index.html#477

このブックを見る