川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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443至: 生田工水2号送水管工水1号送水管量水器修理場資材置場臨海部へ平間会館有効利用 用地約14,000㎡第1配水工事事務所分室災害用飲料資器材格納庫至: 長沢有効利用 用地約9,700㎡緊急資材置場調整池(新設)棟プンポ)設新(臨海部へ第1配水工事事務所給水装置センター工業用水道管工水バックアップ管上水道管上水受水管施設更新の範囲(約26,000㎡)N平間配水所更新範囲図⑵ 平間調整池①工事の概要 工業用水道事業の給水能力の見直しに伴い、水道事業からの取水量を減量したことから、平間調整池を適正規模に更新することとした。 新設調整池の容量については緊急時必要容量と通常時水位変動による必要容量から決定した。 まず、緊急時における必要容量は、工水2号送水管断水等により、上水からの取水量4万㎥/日を増量する場合を想定し、これまでの実績や上水への影響等を考慮して12万㎥/日として検討した。 平成21年(2009)に発生した工水2号送水管の漏水事故時における実績では、上水からの取水を4万㎥/日から11万㎥/日まで増量するため約70分を要したことから、4万㎥/日から12万㎥/日まで取水量を増やすためには約80分を必要と推測し、不足する容量は約2,250㎥と算出した。 また、通常時水位変動による必要容量は、面積法(水道施設設計指針)より、平成23年(2011)から2年間の平間配水所の最大配水量日(平成24年(2012)8月27日)を使用し、計算した結果、平均水量は3万9,493㎥/日(秒毎)であり、これより多い水量は、3,747㎥(秒毎の値を積算)となるため3,750㎥とした。第5節各施設の工事

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