川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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4446000050000400003000020000100000㎥/日(秒毎)平均水量 39,493㎥0:001:002:003:004:005:006:007:008:009:0010:0011:0012:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:0021:0022:0023:003,747㎥平間配水所最大水量日配水量の時間変動 以上により、調整池必要容量は上記の2,250㎥と3,750㎥を合わせて6,000㎥とした。これは1日平均配水量4万㎥の3.6時間分となる。 調整池水深は「工業用水道施設設計指針・解説」によると3〜6mとされているが、工事費軽減のため高さを抑えて3mとし、これにより調整池面積は1池当たり1,000㎡となった。 配置案については更新工事施工時における既設調整池の運用、用地の有効利用、工事の施工性、工事費等の観点から比較検討した結果、既設高速凝集沈でん池及びNo.1・2調整池内の底版上に新設調整池を配置する案を採用した。 この案の採用理由は、既設沈でん池・調整池の壁を土留め壁として利用できること、既設底版の上に築造することにより掘削等の土工事規模を抑えられること、管路更新距離が最短となること等から工事費が縮減できること、更に面積の大きいNo.3調整池跡地を有効利用できる上、更新後において用地周辺に運用中の管路が少なくなるという利点もあった。第2編工業用水道第4章工業用水道の再構築

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