川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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480第3編経営第2章時代に合わせた組織機構の改編⑪上水道建設事務所の設置 昭和18年(1943)3月12日、上水道第4期拡張事業を施行するため上水道建設事務所を設け、所長を水道部長とし、総務・工事の2課を置き、昭和16年(1941)に設置した暫定拡張工事事務所を吸収して、7係を設置した。⑫機構の縮小と上水道建設事務所の廃止 戦争の激化とともに、応召・応徴者が増加し、各職場とも人員が不足するに至り、事務の簡素化を図り、昭和19年(1944)6月16日、各課、所の係制を廃止した。 翌年3月27日、業務課、経理課を統合して総務課とし、上水道建設事務所も規模を縮小して建設課とした。⑬工業用水課の廃止 昭和20年(1945)4月の大空襲によって、川崎市の中心部はもちろん、臨海工業地帯も壊滅的打撃を受け、更に終戦を迎え工業用水の需要量が激減し、工業地区の復興の見通しもつかず、翌年4月1日、工業用水課を廃止しその業務を工務課に吸収した。⑶ 昭和21年〜40年までの改革①経理課及び各課の係制復活 戦後1年が経過して徐々に落ち着きを取り戻した昭和21年(1946)8月24日には、経理課を復活させ、建設課を拡張課に改称し、同時に、昭和19年(1944)以来廃止していた各課の係を復活させて、次の機構とした。庶務係主計係設計係第1工事係工事課第2工事係第3工事係暫定拡張工事係総務課上水道建設事務所庶務係業務係料金係連絡係会計係経理課用度係資材係事務係水道部工務係浄水係工業用水係生田浄水場戸手浄水場事務係技術係事務係工務係総務課中原営業所拡張課工務課1部5課17係(昭和21年8月24日)(昭和18年3月12日)

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