川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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481②工業用水課の復活 昭和22年(1947)4月14日、戦後廃止した工業用水課を復活させ、事務・工務の2係を設置し、工業用水の需要増加に備えた。③高津営業所の設置 昭和23年(1948)10月11日、市勢の復興に伴い北部地区の人口が増加し同方面の業務関係の充実を図る必要が生じたので、中原営業所の所管区域を二分して、高津地区以北を所管区域とする高津営業所を設置し、事務・工事の2係を設けた。④総務課管理係と拡張課工事係の設置 昭和25年(1950)3月1日、給水量の増加による経営規模の拡大に伴い総務課庶務係から統計、資産管理関係事務を分離し、管理係を設けた。また上水道第4期拡張事業の進捗に伴い拡張課に、第1・第2・第3の3工事係を設置した。⑤船舶給水所の設置 昭和26年(1951)12月1日、船舶への運搬給水を開始するため大師河原夜光町地先埋立地に船舶給水所を設置した。船舶給水所運搬給水⑥地方公営企業法制定による機構改革 昭和27年(1952)10月1日から地方公営企業法が施行されたことに基づき、「川崎市公営企業組織及び管理者設置条例」を制定し、同日から施行した。水道事業の業務執行責任者として、新しく水道事業管理者を置き、従来市長の事務部局であった水道部は、地方公営企業体として水道事業管理者の権限に属する業務を処理する組織となった。これに伴い同年10月1日「川崎市水道部分課規程」を制定し、その職制を定めた。総務課の料金係を業務係に、工務課の企画係を設計係と改称し、拡張課の第1・第2・第3の各工事係は、上水道第4期拡張事業の進捗に伴い廃止し、浄水工事係、送・配水管工事係、配水池工事係の3工事係とした。 また、工業用水道第2期拡張事業施行のため、工業用水課に拡張計画係、拡張工事係の2係高津営業所第1節 組織の変遷

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