川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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497土地関係以外の業務と管財第2係を統合し、管財係とした。⑦営業所の組織整備 平成8年(1996)4月1日、水道料金業務のオンライン稼働後の作業実態、業務量の変化に合わせて、営業所の計量係を料金係に統合し、計量係を廃止した。同時に、営業所業務係に市民サービスと広報広聴活動の充実を目的とした業務を追加した。 また、営業所の業務改善及び企画業務の充実を図るため、業務課に企画担当主査を、水質基準の改正による業務量の増加に対応するため、水質課に監視項目担当主査を配置した。一方、下水道工事に伴い支障となる水道管工事はピークを過ぎたことから、下水道時限措置を解消し配水施設課の担当主査を廃止した。⑧工事安全・災害対策担当組織の設置 災害時の給水への影響を最小限に止めるために、水道及び工業用水道施設の計画的な整備・拡充を実施してきた。更に応急給水、応急復旧、他都市及び関係機関との情報交換等に対して、迅速かつ的確な対応をするため、平成9年(1997)4月1日に参事が担当している工事安全管理部門と企画課が担当している災害対策部門を統合し、各部から独立した局長直結のスタッフ組織として、参事・主幹・主査からなる工事安全・災害対策担当組織とした。⑨集中管理方式による末吉配水所の無人化 平成10年(1998)5月1日、集中管理方式により末吉配水所が無人化となったので給水部配水調整課の鷺沼配水所・末吉配水所は廃止となり、配水係を設置した。 また、浄水部平間浄水場の事務係と施設係を統合し、工務係に改称した。 平成11年(1999)4月1日には業務部主幹を業務課主幹とした。⑩経営企画担当の設置 平成12年(2000)4月1日、総務部において次期料金改定を想定して、今後の事業経営に関わる課題の整理、検討及び事業経営をより効率的・計画的に推進するため経営企画担当を設置した。これに伴い経営調査課を廃止し、水道局の諸統計等、事務分掌の一部を庶務課へ移行した。また、簡素で効率的な組織とするため資材課を契約課に統合し、資材担当主幹及び主査(資材・量水器担当)を配置した。 給水部では、経営企画担当の設置に伴い企画課技術係を管理課へ統合した。また、浄水部においても効率化を図るため浄水施設課を管理課に統合するとともに、管理係を庶務係に統合した。第1節 組織の変遷

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