川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
541/810

503⑭漏水防止課の廃止、施設管理課の設置、業務部の再編 平成16年(2004)4月1日、工務部において漏水防止課を廃止し、計画係及び図面管理係の業務を他課に移行した。また、配水工事事務所、浄水場、水運用センターに分散している施設・設備の修繕等の業務を統合するため、工務部に施設管理課を設置し、浄水場施設係及び水運用センター設備係を廃止した。厚生労働省令の改正、水質試験業務の効率化等を図るため長沢浄水場、生田浄水場の水質係化学職を水質課に再配置した。 平成17年(2005)4月1日、業務部において営業所料金係の水道料金等未納担当指導員を廃止した。 平成18年(2006)4月1日、営業及びサービス窓口の効率化を図るため、市内の七つの営業所を南部営業センターと北部営業センターに再編した。⑮総務部の統合、経営管理室の設置等 平成19年(2007)4月1日、総務部における管理機能と、業務部における営業的な要素を融合させ、これまでの市民サービスを維持した上で、より効果的な事務執行体制を構築するために、総務部と業務部を統合し、再編成した。これにより、業務部は廃止することとしたが、より一層の市民サービスの充実を、図ることから、営業部門を統括するために、参事(営業担当)を新たに配置した。 また、今後の水道事業及び工業用水道事業のあり方を踏まえ、事業環境の変化に柔軟に対応できる経営計画、財務・財源管理及び企画立案機能の重要性が増していることから、これらの機能充実を図るため、これまでの経営企画担当を廃止し、経営及び財務・財源を総括的に管理・企画する経営管理室を設置した。更に、効率的かつ効果的な事務執行体制の構築や、技術部門の総括的な管理のため、工務部に計画課を新設し、これまで経営企画担当で所管していた事業及び施設整備計画の機能並びに管理課技術係の所管業務を移管した。 加えて、今後、工業用水道事業に係る浄水部門から配水及び給水部門まで、一体的に管理することにより、より効率的かつ効果的な事務事業が実施できる体制へと移行することから、工業用水課の所管業務を、当面、管理課に移管することとし、工業用水課を廃止した。 また、水質課の水質第1係、水質第2係、水質第3係を理化学係、微生物係に改編し、各浄水場の水質係を廃止した。⑯施設整備担当の新設 平成20年(2008)4月1日、水道事業及び工業用水道事業の再構築計画に係る施設整備の本格稼働に伴い、工務部に施設整備担当を新設し、工務部に主幹(施設整備担当)、工務部主査[施設整備事務]、工務部主査[施設整備技術]を配置した。⑰サービス推進課の設置、水管理センターの新設 平成21年(2009)4月1日、水道事業に求められるお客さまの満足度を高める取組を積極的に推進していくため、また、お客さまとの情報共有やコミュニケーションの充実を図るため、総務部に総務部参事(サービス推進担当)を配置し、サービス推進課を設置した。これにより総務部参事(営業担当)を廃止した。 また、工務部では、平成15年(2003)度に旧給水部及び旧浄水部を統廃合しており、その第1節 組織の変遷

元のページ  ../index.html#541

このブックを見る