川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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520第3編経営第2章時代に合わせた組織機構の改編3 人材育成推進体制 上下水道事業管理者を委員長とし、各部長等を委員とした「人材育成推進委員会」を設置し、局人材育成計画の策定、実施状況の確認、実施結果の評価等を行うこととした。4 業務改善・研究発表会 効率的な事業運営や市民サービスの向上に向けて、日頃の業務における事務手続の簡素化や技術的課題の研究成果等を局内で発表する場として、「業務改善・研究発表会」を開催している。 本発表会は、職員の専門的知識や技術の向上を目指すとともに、高い問題意識と経営感覚を備えた職員の養成を図ることを目的としており、優れた発表内容については表彰されるとともに事業運営に取り込む等、研究等の成果が評価され、その成果が活きる取組となっている。 水道部門の発表会は、平成16年(2004)度から始まり、令和2年(2020)度末時点で計15回開催されている。業務改善・研究発表会表彰の様子5 派遣研修 人材育成方針の中に独自性や専門性を考慮した研修体制の整備が盛り込まれており、中でも派遣研修は、専門講師により一定期間集中的に行われる研修であり、職務を遂行する上で必要な知識・技術を体系的に学習することや、高度・専門的な知識・技術を習得するため効果的である。上下水道局では、職場ニーズと時代の変化を見据えながら積極的に職員を派遣している。 派遣研修は、日本水道協会をはじめ、日本工業用水協会、水道技術研究センター等、様々な団体が主催しており、水道一般の講座から漏水防止、浄水場等設備といった専門的な講座まで、キャリアに応じて職員を派遣している。委員委員長上下水道事業管理者副委員長担当理事[事業統括]委員庶務課長【人材育成推進管理者】長沢浄水場長下水道部長南部下水道事務所長中部下水道事務所長下水道部担当部長(下水道施設担当)庶務課総務部長水管理センター所長第1配水工事事務所長水道部長経営戦略・危機管理室長総務部担当部長(財務担当)事務局委員委員委員委員委員委員委員委員委員委員委員サービス推進部長人材育成の推進体制

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