川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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619イベントの会場及び川崎地下街アゼリアで展示するほか、上下水道局で製作する冊子類及び上下水道局ウェブサイトにおいて公開している。 なお、令和2年度については、絵画・ポスター部門(中学生)において、作品中にキャッチコピー「かわさき水道 輝く未来へ100周年」を入れ、水道100周年にちなんだ作品を制作してもらうこととし、入賞作品については、令和3年度の水道100周年記念グッズのデザインに活用した。6 山北町−川崎市交流事業 平成22年(2010)に行われた神奈川県地方分権改革推進会議において、川崎市長及び神奈川県知事が上下流域交流の発展の意思を確認し、神奈川県の「やまなみ五湖 水源地域交流の里づくり計画」の具体的な取組として、神奈川県が川崎市と山北町の上下流域交流を提案した。これを受け、3者協議の結果、平成24年(2012)4月に川崎市、山北町及び神奈川県の間において「水源地域における交流事業の実施に関する協定」を締結し、山北町−川崎市交流事業を実施することにより、水源地域に対する川崎市民の理解促進及び水源地域の活性化を図るため協力するものとした。更に、同年8月、山北町及び川崎市は「水源地域における交流事業の実施に関する覚書」を締結し、交流事業の実施に当たり、具体的な進め方や事務分担等を定め、これに基づき交流事業を開始した。この交流事業は、川崎市の水源の一つである丹沢湖がある山北町において、水源環境保全に係る体験活動等を行うもので、具体的には、年3回参加者を募集して開催し、間伐体験等を通じて水源林の重要性を学んでもらうとともに、竹細工体験、カブトムシ取り、ヤマメのつかみ取り等の季節に応じた様々な体験学習のメニューを組み合わせて実施している。間伐体験ヤマメのつかみ取り第1節 業務

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