川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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631川崎フロンターレに運営を委託し、実施した。この無料抽選会では、水道100周年記念グッズのほか、川崎フロンターレとのコラボグッズとして製作したキーホルダーも景品の一つとなった。 また、川崎フロンターレが、川崎フロンターレ2021リミテッドユニフォームとして川崎市水道100周年記念デザインの「水(みず)ユニフォーム」を製作し、「かわさき水まつり」当日の試合を含む3試合で着用した。 加えて、水道100周年記念事業を更にPRするため、川崎フロンターレ公式カフェ「FRO CAFE」及び鷺沼配水池にあるフットサル場「フロンタウンさぎぬま」において、令和3年(2021)8月から12月にかけて様々な広告展開を実施した。広告展開の内容は、「FRO CAFE」ではカフェ内でのPR映像の上映、パネル展示、デザート等メニューコラボ及び広報紙等の配布、「フロンタウンさぎぬま」ではクラブハウス内でのPR映像の上映及び広報紙等の配布を行った。 この広告展開により、「かわさき水まつり」の開催当日だけではなく、また天候にも左右されない状況で、長期間に渡り継続的なPRが実現した。また、コラボデザート等から幅広い年齢層に水道事業に対して興味を持ってもらう機会を創出するとともに、カフェを訪れたお客さま発信のSNSによる拡散等の宣伝効果を狙うことが可能となり、上下水道局だけでは実現できないような川崎フロンターレの人気や発信力を活用した広報効果をあげることが出来た。⑵ 水道100周年記念水源地ツアー 市民に対し、水道について楽しみながら理解を深めていただくため、令和3年(2021)8月から10月にかけて、川崎市に関係のある水源地域である山中湖(忍野八海)及び宮ヶ瀬ダムの見学会を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止することとした。⑶ 水道週間小・中学生作品コンクール 例年実施している水道作品コンクールの令和2年(2020)度絵画・ポスター部門(中学生)において、水道100周年にちなんだ作品を募集し、入賞作品については水道100周年記念グッズのデザインに活用した。⑷ 水とかがやく未来館 水道100周年記念見学会 令和3年(2021)8月、水とかがやく未来館において、通常の浄水行程に加え川崎水道100年の歴史を学べる記念見学会を開催した。小学生向け及び一般向けの2種類、計4回のコースを実施したが、各回とも抽選になるほど多くの応募があり、盛況であった。⑸ 水道100周年記念 企画展「給水開始100年-近代川崎を切り拓いた水道-」 川崎市市民ミュージアム主催、上下水道局及び大山街道ふるさと館共催により、令和3年(2021)10月から11月までの約2か月間、水道事業の歴史を振り返り、水道事業について理解を深めていただくことを目的として、大山街道ふるさと館において企画展を開催した。 この企画展では、令和3年(2021)3月に川崎区八丁畷の水道工事の現場から発掘された「大正8年」の刻印がある鋳鉄管も展示された。第4節 水道100周年記念事業イベントフライヤー

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