川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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657第2節 生田浄水場用地の有効利用1 背景 平成18年(2006)8月の水道事業及び工業用水道事業の再構築計画により、水道事業の浄水場を長沢浄水場に集約し、生田浄水場は平成27年(2015)度をもって水道事業の浄水場としての機能を廃止し、工業用水道事業専用の浄水場となることが決定した。翌年度以降、既存構築物を撤去した後、浄水場の一部は、工業用水道の浄水場の更新用地として活用するまでの間、有効利用が可能となった。また、生田浄水場に隣接した生田配水池上部についても、有効利用が可能となった。2 基本方針の策定 生田浄水場用地及び生田配水池上部の有効利用の方向性等を明らかにするため、パブリックコメントの意見等を考慮し、平成24年(2012)5月に「生田浄水場用地の有効利用に関する基本方針」を策定した。⑴ 対象用地①浄水場用地 工業用水道事業の浄水場の更新用地として活用する約47,500㎡を有効利用の対象用地とした。②配水池上部 生田配水池の更新に伴い、配水池上部約18,500㎡を有効利用の対象用地とした。生田浄水場有効利用の対象用地第2節 生田浄水場用地の有効利用

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