川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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661 また、基本的な考え方として、「土地の有償貸付による収益の確保」、「多様な行政ニーズヘの対応」、「周辺環境への配慮」、「災害時の一時避難場所等への活用」の4項目を掲げた。 有効利用の方向性として、上平間管理公舎用地を先行整備エリアとし、行政ニーズの高い施設を整備するための用地として設定した。平間配水所用地は、平成29年(2017)度以降に有効利用の整備工事が可能となるため次期整備エリアとした。3 整備方針の策定 基本方針を踏まえ、パブリックコメントや住民説明会による地域の方々からの意見等を参考にし、平成28年(2016)3月に「平間配水所用地の有効利用に関する整備方針」を策定した。⑴ 整備の方向性 平間配水所用地及び上平間管理公舎用地の貴重な未利用地を有効に活用するため、川崎市が進める各施策に有効に機能するよう、公共公益事業に対する貢献を最優先とし、その活用方策に基づいて検討を行い、庁内調整を行った結果、以下のように決定した。①平間配水所用地 公共公益施設や市民利用が可能な土地利用等については、「障害者通所事業所」及び「市民が利用可能な緑地」のための整備用地として貸付を行うこととした。②上平間管理公舎用地 行政ニーズとして優先度の高い「川崎市中部学校給食センター」及び「川崎市動物愛護センター」の整備用地として貸付を行うことが決定した。有効利用対象用地第3節 平間配水所用地の有効利用施設等の配置イメージ図

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