川崎市水道百年史 川崎市上下水道局
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664第3編経営第8章施設の有効利用に向けた取組⑵ ふれあい広場への利用【広場用】 生田浄水場用地に整備を予定している「ふれあい広場」へ利用する。利用に当たっては、砂ろ過処理と消毒を行い、安全性を確保する。⑶ さく井用地の土地活用【土地用】 水質的に有効利用できない一部のさく井は、用地全体を「土地活用」する。土地活用に当たっては、公園等として利用することを検討する。3 水質的評価 検討するさく井に対して、平成28年(2016)度から38項目の水質調査を実施した。各有効利用については、膜ろ過、砂ろ過を用いた直接ろ過、消毒により、汚れや大腸菌等を除去して供給するため、各有効利用への供給に支障のあるマンガン、臭気、大腸菌の3項目を評価基準として、水質的評価を行った。4 さく井の選定 水質的評価を踏まえ、災害用の井戸、ふれあい広場及び土地活用するさく井を次のとおり選定した。用 途取水系選択したさく井数災害用第2取水系かんがい、上水菅1号、上水菅2号、上水菅6号6第4取水系中野島4号、中野島6号広場・災害用第4取水系中野島7号1土地用第2取水系上水菅3号、上水菅4号、上水菅5号、工水菅7号9第4取水系中野島1号、中野島2号、中野島3号、中野島5号、中野島8号工水用第3・5取水系工水菅1号、工水菅2号、工水菅3号、工水菅5号、工水菅6号、工水菅8号6計22さく井の位置図

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