市制百周年記念コラム。上下水道の歴史。 市制百周年のロゴマーク。これからはじまる。カラーズ、フューチャー。アクション。さあ、いっしょに。百周年。2024年、川崎市は市制百周年。 初代川崎市長、石井泰助。 今年は市制百周年。初代市長には、川崎市がまだ川崎町だった頃に町長も勤めた石井泰助が就任しました。石井は、川崎の工業都市としての発展性をいち早く予見し、明治末期の町長時代に、 工場誘致に尽力する一方、多摩川の治水工事、市街地の道路区画整備、町営水道の建設の三大事業を掲げて、インフラの整備にも取り組みました。中でも、彼が最もしんけつを注いだのが近代水道の創設でした。 大正初期には、浅野総一郎らにより臨海部で埋立事業も始まり、川崎の工業化・都市化に拍車がかかることになります。 石井市長の献身的な努力は、産業都市・川崎の礎を築くとともに、草創期の川崎水道を支えました。