寺子屋川柳表彰式を行います。 児童生徒の部は、720点 大人の部は353点の作品が提出されました。 どの川柳も、寺子屋に対するあたたかいものが多かったことが印象的です。 本日は、その中でも入賞した作品を紹介し、表彰を行います。 寺子屋中野島中 中野島中学校3年 なかむら らきさん 賞状 寺子屋中野島中 中野島中学校3年 なかむら らき様 寺子屋は こどもの居場所と 学びの場 おめでとうございます。以下同文です。 寺子屋に行けるのもあと数回しかないのですが、まだまだわからないところを たくさん寺子屋の先生方に教えてもらいたいです。今日はありがとうございました。 なかむらさん、ありがとうございました。 では、大人の部の表彰に移りたいと思います。表彰のプレゼンテーターはふくだ市長です。 令和3年寺子屋川柳大人の部 入賞 寺子屋きょうまち 寺子屋先生 おの としあき様 賞状 寺子屋きょうまち おの としあきさま 先生と 呼ばれ恥ずかし 下を向く おめでとうございます。 令和3年度 地域の寺子屋 推進フォーラムを開催いたします。 御参加いただきました皆様には、重ねて感謝申し上げます。 それでは、会のスタートといたしまして、ふくだ市長より御挨拶をいただきます。 ふくだ市長 よろしくお願いいたします。 皆さんこんにちは。ご紹介いただきました市長のふくだでございます。 今日は、地域の寺子屋推進フォーラムに、 このように多くの皆さんに御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。 広く知ってもらいたいなということで、このアゼリアの会場で、ちょっとでも足を止めてもらって、 何だろうと思ってくれたらうれしいし、もっと調べてくれたらうれしいしというふうな、そういう思いで、 今日はこの会場でやらせていただきます。 子どもたちの居場所、そして学びの場両方になっているんだと、自分たちにとって かけがえのないところになっているそういう寺子屋先生たちがたくさんいるというところに 子どもたちは大きな喜びを感じています。 やっぱり毎年アンケートをやってですね、子ども達が何がうれしいかというのを毎回聞くとやはり、 親とか学校の先生以外に、初めて地域の人たち、大人たちに会える、話せる、そして 褒めてもらえるということが何よりもうれしいと答えている。 そんな機会が昔よりずっと少なくなってきた今だからこそですね、この地域の寺子屋の輪を もっともっと広げていきたいなというふうに思っています。 有意義なものにしていきたいと思いますので、どうか皆さんの御協力、よろしくお願いいたします。以上です。 それでは、第1部、寺子屋事業の発表に移ります。 まずはじめは、浅田小学校で寺子屋を開講している、 寺子屋あさだ コーディネーター おおうちまさひろ様 お願いいたします。 こんにちは、聞こえますか。大丈夫ですか。 今御紹介いただきました、寺子屋浅田を運営しています、おおうちといいます。 浅田小学校は川崎が縦長になっているところの一番海側にある小学校だと思います。 児童数は299名ということで、300に満たない学校なんですが、12学級と特別支援1つ加えて 13学級になるんですが、その中で、いま、約60名近い子どもたちが寺子屋に来ています。 この実行委員会は、各町内会の会長さんと、それから民生児童委員さんも含めて実行委員会 を立ち上げさせていただいて、その中で運営させていただいています。 どんなことをしているのかということですが、たぶん、皆さんの寺子屋でも行われているような、 宿題を中心に行っていく。そして、課題のプリント、これは委員会のほうで作成したプリントがありますので、 それを使わせていただいています。月に1回の特別講座という形で、講師の先生と動きをとるんですが、 寺子屋に来た時に、ただいま、おかえりというような形で入ってくる子どもたちの 楽しい顔、それが何とも言えないです。 私達寺子屋あさだは地域の民生委員さんが主体となって動いてくれています。 ですので、ちょうど子どもたちを見るのにとってもいい機会なんです。 何度も何度も足を運んで学校と連携をとって、学校と色んな活動をすることがとても大事なことだと思っています。 そこが、これから進められる方へのメッセージです。 私たちも元気をもらう、そして子どもたちも元気に活動している。 地域の中で粛々と子どもを見守るという意識だけで、寺子屋をしています。御清聴ありがとうございました。 おおうち先生、ありがとうございました。 続いて、枡形中学校、稲田中学校を開講し、1月には生田中学校の開講も予定している 寺子屋まなてら コーディネーター いけがみ くみ様 よろしくお願いいたします。 ありがとうございます。こんにちは、寺子屋まなてらの代表をしております、いけがみと申します。 せめて週3回、保護者的にはただで楽しく勉強させてくれる場があったらいいのに、と思っていた時に この地域の寺子屋事業は自分で手をあげて起ち上げられるんだ、と知ったのが6年前。 2016年に枡形中学校で立ち上げた後、昨年からは隣の稲田中学校でも合同で始めました。 来月から生田中学校でも始める予定です。 まなてらは各学区に会場を設けていますが、すべて一体的に運営しています。つまり学校の垣根を越えて 週3回参加できる仕組みになっているのが特徴です。うちの寺子屋先生は、大学生が多いのが特徴なんですが、 社会人やシニアまで、幅広い世代がそろっています。 私たちの立ち上げ当初からの、一番大事にしているコンセプトは、学びあう仲間づくり、ということです。 まなてら、というこの名前は、学びあい寺子屋の略のつもりです。 それから、まなてらの一つの特徴は、学校の授業と教材を大事にして、それを成果につなげるということです。 私たちは学校の授業と教材を使いこなせば、十分な学力が付くと考えています。 子どもたちが効果的に学習できるように、スタッフもこのような声がけをしています。 スタッフの声かけ次第で、生徒の学習の充実度が変わりますので、 どんな声掛けをしたらいいか、いつも考えて工夫しています。 まなてらがワークを推す理由、5つあげました。ワークというのは問題集のことなんですけれども、学校がみんなに 配っているものですので、全員が持っています。なので管理運用がしやすいです、 教科書や学校授業に合わせて、自学自習もしやすい教材になっています。 それから、ここから定期テストによく出ますので、これは絶対やったほうがいいです。 取組状況が成績に直結するっていうところもありますので、進路選択にもかかわってきます。 それから、中学校の寺子屋は、学習支援中心のところがどうしても多いみたいなんですけれども、 うちは体験活動にもかなり力を入れています。寺子屋はみんなでひとつのファミリーだ。皆さんにも生徒たちと こんな素敵な関係を作ってもらえたらうれしいです。御清聴ありがとうございました。 いけがみさま、ありがとうございました。 ふくだ市長、どうぞよろしくお願いいたします。 皆さん、改めましてこんにちは、引き続きよろしくお願いいたします。 まず、事例紹介本当にありがとうございました、改めて感謝申し上げたいと思います。 これからはですね、寺子屋のビフォー&アフターということで、冒頭申し上げたように こういういい変化が学校でも起きてるし、地域でも起きてるし、あるいは子ども達にも変化、 こういう風に起きてるんだということを、ぜひ聞かせていただいてですね、まだ未体験の方に知っていただくと。 そういう風な構成をしたいと思います。 ちょっとこんなことやってるよ、というふうな方いらっしゃいましたら、手上げていただいてもいいですか。 やっぱり学校との連絡連携が一番で、学校の御都合をまず、聞いてから 寺子屋の予定を立てるという風なやり方をしていますので、 寺子屋の予定がぎりぎりにならないと立たなくて、先生方に御迷惑をかけてることはたくさんあるんです。 渡田小の方、お見えになってますか? コロナ前は140名くらいの登録があったんですよ。一つの教室に入り切れずに、それも隔週で 廊下にまではみ出ちゃってるぐらい盛況だったんですが、コロナが来て半減に近いですね。 寺子屋って名前がすごくいいです。あの、勉強に対する構えがなくなる。 もう2人くらい聞いていきましょうか。栗木台小学校の方いらっしゃいますでしょうか。 栗木台小学校のまつがえと申します。 テーブルごとに寺子屋先生を配置して、子どもとの接触がとりやすいようにしております。 成長を図る。学びを、学びを助けていけるような活動にしていきたいという風に思っております。 ありがとうございます。 教育長にちょっとお話聞きたいんですけど、やはり、今回コロナでですね、 昨年は学校の休業という時間もありましたし、子ども自身も非常にストレスに感じてる、 その状況について教育長、どういうふうにとらえられておられますか。 子ども達本当に、色々な制限の中でため込んでいる思いだとか、 つらさっていうのがあると思うんですね。そういった方が周りに、家族以外も含めてですね、 いてくれるっていうのはとっても大事なことだなと思うんです。 そういう時代だからというか、コロナの時だからこそ、こういう風に子どもたちと接して気を付けてるよ、 っていうふうなことありましたらちょっと共有していただけませんでしょうか。どうぞ。 いつも、うち1年生から6年生まですべて受け入れてるんですけれども、 1学年大体40名くらいいるんですね、あの、高学年になると習い事で減ってしまうんですが、 ちょっと、お土産に持って帰れるようなものをつくったりとかっていう授業を結構多くしたんです。 子ども達の口コミは広がったかなと思ってます。 ありがとうございます。もうすでに実施しているところの校長先生いらっしゃいますか? ちょっと手上げていただいていいですか。 柿生小学校のすぎもとと申します。日頃から子供たちが寺子屋に行ってるということで、 本当に寺子屋先生たちには感謝申し上げます。本校は水曜日に、子どもたちが通っておるんですけれども、 とにかく楽しみにしております。これからもますますこう発展していくと 川崎の子どもたちがほんとに健やかに成長するんじゃないかなって期待しています。ありがとうございます。 坂戸小学校やまかわでございます。子ども達から楽しかったーって声が聞こえたっていうのはすごくありがたいですし、 これから期待したいなって思っているところです。 ありがとうございます。教育長、コメントをちょっと。素晴らしいコメントいただいたんで。 本当に寺子屋はもう地域の方におんぶにだっこで、 教職員の負担にならないようにやっていただいてますよね。 教員も学ぶ部分がそういった地域の方の関わり合いとか声掛けとか、素晴らしいことだと思ってます。 ありがとうございます。そこ、すごく僕もうれしかったです。 さあ、それから今、子ども達の評判も非常にいいと。学校の評判もいいと。次、地域での結びつきというか 寺子屋先生にちょっと聞きたいです。 宮前区の富士見台小学校の寺子屋をしてますあきおかと申します。 この一年間ですね、やりがいを感じた次第でございます。 12月、もうほんとに師走で大変お忙しい中、 今日御参加いただいた皆さん、すべての皆さんに感謝申し上げたいと思います。 寺子屋の中で、今やっていただいているような活動というのは、本当に重要な活動になってくると思います。 ぜひよろしくお願いいたします。本当に今日はどうもありがとうございました。 皆さんありがとうございました。