令和6年度川崎市立学校教員募集インタビュー動画(高等学校・国語科) 【受験先として川崎市を選んだ理由】 川崎市の説明会に行った際に、川崎は財政も安定していてすごく仕事の場所としてはいいよっていうことを伺ったので、家から近くて安定しているということを含めて、川崎を選びました。 【川崎市ってどんなところ?】 教員の立場で見ていても、すごく教育に対して真摯に向き合っている場所だなと思います。 【子どもとのかかわり方で心がけていること】 大学生の時に母校の教職の先生から言われた言葉で、「学校の先生の役割というのは生徒を1つ上のレベルに上げることなんだよ」と教えていただいたことがあったので、小さなことを生徒たちができるように指導していきたいなっていうことをすごく心がけてやっていることで、生徒と対等な関係であろうっていうことは常に考えてやっています。一人の人間として見てあげるということが高校では大切なのかなと自分なりに考えています。 【同期の仲間との交流】 初任者研修があるので研修に関する話をよくしますが、毎回木曜日に川崎市立総合教育センターに行っていたので、その行く道の中で最近こういうことあったよねみたいな世間話から、クラスの生徒の話とか悩みがあったらそういう話も相談できたりして、同期の先生がやはり高校はいないこともあるので、同期が2人もいてくれたのはすごく心強かったです。 【仕事のやりがい】 生徒と関われることが本当に楽しくて、初任で担任を持たせてもらっていますが、業務のことが全然分からなくて、ちょっと悩んでいた時期も初めの頃本当にありましたが、生徒たちが入学してきて入学式で生徒たちの顔を見た時に「なんか大丈夫かもしれない」っていう得体の知れない自信が湧いてきて、それ以来教師の仕事をやっていけるような気がして、本当に生徒に救われて、今でもあの時に助けてくれた生徒への感謝の気持ちは忘れずに、大変な時もありますけれども、そんな時も生徒が一緒に乗り越えてくれるので、生徒との関わりがすごく自分にとっては教師としてのやりがいを感じるところかなと思います。 【学生の時と今の自分を比べてどのような成長が・・・】 行事とかが学生の時はすごく嫌で、特に自分が中高生の時は文化祭とか合唱コンクールとか、そういうものに参加するのをどちらかというとすごく嫌がる方の人間で、そういうのに熱くなっている子を見ると逆に自分が冷めてしまうとか、そういうところがありました。今、この教員の立場になってみると、せっかくみんなでやるから自分も全力で協力しようとか、一生懸命やっている子に対して応援したりとか、でもやっていない子の気持ちも逆に自分がそういうタイプだったから分かったり、元々苦手だったものがちょっとずつ受け入れられるようになったのかなという風に思っています。 【川崎市の教員を目指す方へのメッセージ】 いいことを言わなきゃいけないとか、そういうことを考えるのではなくて、自分の経験が一番武器になると思うので、今までの自分を一番に優先してみたらいいんじゃないかなと思います。