川崎の学校っていいな(特別支援学校編) ちょっと教員に向いていないなと思って、目指すのを辞めようと思った時があって その時に、いろんな先生の言葉がきっかけで、私は今、ここにいることができているので 感謝の気持ちをもって、(子どもたちと)接するようにしています ・座右の銘 感謝 支援学校 高2 学級担任 原田麻美教諭(横浜市出身)4年目   「大型バス到着です」 ・お出迎え ・朝礼 「おはようございます」 「原田先生見てください」 「いいじゃない、素晴らしい!」 「上手♪」 ・ラジオ体操 ・職業の時間(園芸) 「これ一人ずつやっていきたいと思います」 ・職業の時間(清掃) ・給食 ・美術の時間(カバン作り) 「名前書いて、輪ゴムでここにぶら下げると」  ・部活動 ・お見送り Q.生徒について 人懐っこくて、あまり人見知りもせず、明るい人たちが多いですね Q.特別支援で気を付けていること 特別支援で気を付けていることは、授業準備ですかね 苦手なこととか、もちろんいっぱいあるのですが、こちらの準備で「一人でできるように」とは心がけています あとは、ゆっくりな生徒もいるのですが、「待つ」っていうことも、とっても大事だと思うので ついつい「次はどうするんだっけ?」とか、言葉がけをしないように気を付けています Q.職場の先生方について うちのクラスは、5人教員がいるのですが、20代から60代まで、とっても幅広く いろんな世代が集まっているのですが、それでもやっぱり、生徒のことになると対等というか 先輩の先生も、しっかり話を聞いてくれるので、とっても仲がいいです Q.大学選びについて 大学は、特別支援学校の教員になりたいと思って、免許が取れる大学に行きました 発達段階に応じた勉強がしたいなと思った時に、やっぱり小学校とか幼稚園の授業って この特別支援教育にも活かせることがいっぱいあるなと思って 幼稚園免許の取れる、そして小学校と特別支援学校の免許が取れる学部を選びました Q.特別支援の教員を目指したきっかけ 中学校のときに、支援級の同級生に髪をいきなり触られてしまったことがあって 私は結構びっくりしちゃったんですけど、その時に、すぐ支援級の先生が 「びっくりしたよね。でもキレイな物とか、自分がいいなと思う物にその子は触ってしまうことがあって」 「今はそれを触らないように、勉強してるところなんだよ」って言ってもらえて 「そっか、なるほどな」と思ったのが、一番のきっかけと言うか、そういうところがあります Q.教員に抱いていたイメージ 絶対、失敗なんてしないような完璧な人間 ヒーローとか、そういうような存在だというふうに思っていました Q.実際に教員になって 実際、私がやってみて、ぜんぜんスーパーマンなんかでもないし、むしろ失敗するし 「時間だよ」って私が言っても、生徒の方が「先生まだですよ」とか教えてもらうこともいっぱいあるし でも、そういうふうに一緒に勉強していく教員がいてもいいのかなって、私自身思っています 字も上手に書けて、絵も上手く描けるような教員の方がいいのかな、と思ったことはあるのですが こうやって今、生徒と毎日楽しく、生徒も学校が楽しいと、おうちでも言ってくれているので 生徒のその言葉に救われたかな、というような感じです Q. 川崎の教員になったきっかけ 大学の時に、ちょっと教員向いてないなと思って、 目指すのをやめようと思った時があって、その時に大学の先生が 「絶対頑張れば、教員になれるからやった方がいいよ」って 励ましてくださったのが、川崎市の教員経験がある大学の先生で やっぱりこんな素晴らしい人にアドバイスいただけたっていうところで 「私も川崎市の教員になりたいな」と思ったのがきっかけです Q.教員を目指す方へのメッセージ 「教員って仕事は、自分に向いてないな」って、何度も何度も思ったことあるのですが やっぱりどんな時も、仲間がいて乗り越えることができました なので、教員になっても必ず仲間がいるので、絶対乗り越えられると思うので ぜひ川崎市で、教員になってほしいなと思います