これから教員を目指そうとする皆さん、川崎市教育委員会教育長の落合です。 数ある自治体の中で「川崎市」に関心を寄せていただき、ありがとうございます。 私自身、川崎市で小学校の教員として働き、とても充実した日々を過ごしていました。今でも、初めて教員として着任した時の気持ちや、学級担任としてクラスの子どもたちと様々な活動に取り組んだことを思い出します。確かに、子どもたちと教育活動を進めていく中には、大変なこともありましたが、大変だったからこそ、子どもたちの成長にかかわれたことにやりがいを覚え、生まれ変わっても、また教員としてやっていきたいと心から思えるようになりました。 さて、みなさんは、2026年の川崎市のブランドメッセージをご存じですか?「100+2歳のまち・ 川崎」です。 102歳を迎える川崎を2歳の子どもになぞらえ、その無限の可能性と、見返りを求めないギブ&ギブのやさしさをコンセプトに、小さなやさしさが連鎖し、明るい未来を切り拓いていく。そんなメッセージが込められています。 また、川崎市は持続可能な社会の実現に向けた取組が国から評価され、令和元年に「SDGs未来都市」に選定されました。めざす都市像を「成長と成熟の調和による持続可能な最幸のまち かわさき」として、低炭素・循環型の持続可能なまちづくりをめざして様々な取組を進めています。 かつての公害のまちのイメージから大きく脱却して、環境先進都市として、産業と都市機能と自然とがよく調和した、とても利便性の高いまちで、未来への多くの可能性を持っています。 教員をめざす皆さんの思いを実現する場として、また教員として皆さんが確実に成長していける場として、ぜひ川崎市を選んでいただきたいと心から思っています。 いま、社会情勢が急激に変化し、学校や教員に求められることも変わってきていると思いますが、どんな時代が来ようと予測困難な時代を生きる子ども、そして持続可能な社会の担い手となる子どもたちをしっかり指導していくことが大切だと思います。川崎市では指導にあたる教員の資質向上のために研修制度が充実していて、採用前講習会、初任者研修、夏の宿泊研修、2年目・3年目研修、2校目異動者研修をはじめ、経験に応じたさまざまな研修があります。また、そのような研修に加え、各学校では、経験の浅い教員と、中堅・ベテランの教員とが、刺激し合い、高め合い、協力し合って学校を作っています。川崎市の教員は、確実に自分の力を向上させています。 近年、教員の仕事のマイナス面が大きく強調され、教員の仕事は多忙というイメージがあります。先生たちは、よりよい授業をしたい、でも長時間勤務は健康のため避けたい、プライベートの時間も大切にしたい、でも、勉強もしたい。 そのような課題に対し、川崎市では、全市の小学校と中学校の校長先生、教頭先生、教務主任の先生と働き方・仕事の進め方改革に関する意見交換会を実施し、多くのアイデアをだしあい、実践校を中心に業務改善と授業改善に取り組み、子どもが通いたいと思う学校、保護者が子どもを通わせたいと思う学校、教職員にとって働きやすい学校づくりを行っています。 子どもたちの笑顔のために、一人一人に寄り添いながら、教員として自分も成長していこうと、皆が前向きな姿勢で取り組んでいるので、川崎市の学校には活気が溢れています。 教育への熱い思いを抱いている、皆さんのような方々を迎えて、一緒に、子どもたちの未来を切り開いていきたいと思っています。皆さんの力を、ぜひ川崎市で発揮してください。 結びに、令和8年度の採用試験に向けた説明会を3月26日から4月26日の日程で川崎市内3カ所、市外4カ所で実施しますので、御来場いただけると、さらに詳しいことや、川崎の若い教員の話を、直接聞くことができます。 皆さんの、川崎市教員採用試験の受験を、心から、お待ちしています。