橘樹官衙遺跡群の「橘樹（たちばな）」は、701（大宝元）年に施行された大宝律令により設置され、現在の川崎市域の大部分を占めていた橘樹郡から来ています。「橘樹」という地名は、日本最初の正史である『日本書紀』で、今からの遡ること約1,500年前の記事の中に「橘花」が登場しており、この頃から、現在の川崎市域が「たちばな」と呼ばれていたと考えられます。

　32回目となる今回の史跡めぐりは、令和6年5月18日にオープンし、古代の川崎市役所ともいえる橘樹郡家（ぐうけ）跡などが保存されている橘樹歴史公園と飛鳥時代創建と推定される古代寺院跡が眠る古刹影向寺をめぐり、悠久の時の中で、「橘樹」の地に受け継がれてきた歴史を肌で感じ、遺跡や文化財の保護・活用への理解を深めていただきたいと思います。
　また、橘樹歴史公園では、橘樹郡家跡などの説明を聞いていただくとともに、通常一般公開していない飛鳥時代の復元倉庫内部を特別に見学していただく予定です。復元倉庫の見学を通じ、古代の建築技術・技法などを知っていただくとともに、この大きな倉庫を建設した先人たちの力を感じていただければと思います。

　川崎市の歴史に興味をもっていただく機会になればと思いますので、ぜひご応募ください。

令和7年2月22日（土）13：00～15：30（集合は12：50）

※雨天中止

橘樹歴史公園（高津区千年423－1ほか）

30名

無料

橘樹歴史公園（集合12:50）⇒橘樹歴史公園（13：00～14：15）⇒影向寺（14：30～15：30）

当ホームページのフォームメールまたは往復はがきにて御応募ください。

フォームメール1回につき、往復はがきは1通につき、それぞれ2名まで申込みが可能です。

（応募は、フォームメール、往復はがきのどちらかになります。）

令和7年1月6日（月）から令和7年2月3日（月）までにこちら外部リンクからお申込みください。

令和7年2月3日（月）消印有効

必要事項を御記入の上、文化財課宛てにお送りください。

　・第2回史跡めぐり

　・住所

　・氏名（ふりがな）

　・年齢（開催日時点）

　・電話番号

　・優先パスポート番号（お持ちの方）

2名様でお申込みの場合は、上記の情報と併せて2人目の住所（1人目と異なる場合）・氏名（ふりがな）・年齢（開催日時点）・電話番号（1人目と異なる場合）を御記入ください。

30名を超える応募があった場合は、抽選となります。