それでは、化学職の職種別説明会を始めます。 ヒガシノユウマと申します。よろしくお願いします。 今回はこのような内容で進めさせていただきます。 私は現在、環境局環境対策部環境対策推進課に所属しております。 出身は川崎市高津区で、大学は薬学部の薬科学科を出ております。 小学生の頃から野球をやっており、今でも草野球チームに所属して活動をしております。 私は平成28年に入庁し、現在8年目になりますが、これまで4つの部署を経験しております。 初めに、上下水道局下水道水質課検査担当に配属され、下水試料の化学分析や調査研究の業務を2年間、 下水道水質課の工場排水指導担当に異動してからは、事業所への立入検査や届出審査などの業務を3年間行っていました。 令和3年度からは、入江崎水処理センターという下水処理場の水質係として、水質管理や調査研究などを2年間、 今年度からは、環境局環境対策推進課でアスベスト対策に係る業務を行っています。 公務員になろうと思った理由ですが、営利などを求めずに純粋に人のためになる仕事がしたかったと思い、志望しました。 その中で川崎を選んだ理由は、やはり自分の生まれ育った町に貢献したいという思いが強かったからです。 また、マイナスイメージを持たれることの多い川崎の評判を上げたいなと思ったことも選んだ理由の一つです。 化学職の業務は、主に化学分析業務や公害対策に係る規制業務などに従事します。 配置される職場は、主に環境局と上下水道局です。 ここからは、これまで携わった業務をご紹介します。 まず、下水道水質課での分析業務です。 工場排水が基準に適合しているか確認する為、GC/MSやICPなどを使った分析業務を行っていました。 特に下水試料は夾雑物が多いため、前処理を行うのが大変でした。 これらの分析は事業所指導の根拠となりますので、正確な分析主義が求められる点にやりがいを感じておりました。 続いて下水処理場での水質管理です。 日々の水質試験を通じて流入水質、放流水質を監視し、その結果から処理場の運転条件を変更します。 24時間年中無休で動き続ける処理場の放流水質を維持するためには、欠かせない仕事でした。 流入水質は天候などに左右されますので、トラブルが起こることもあり、臨機応変な対応を求められ、柔軟な発想が必要となります。 最後に、現在従事しているアスベスト対策業務をご紹介します。 解体工事現場において、法令に則った工事がなされているかを確認するため、抜き打ち検査を行っています。 時には、労働基準監督署などの関連機関と合同で検査を行うこともあります。 解体業界は外国人労働者も多く、法令の理解が進んでいないため、立入検査のしがいがあります。 こちらは、1週間のスケジュール例です。 立入検査や苦情対応で週に2日ほど外出することが多いです。 立入検査の前後では、資料作成や日報作成などの事務作業があります。 事務室に在籍している時は、届け出の受付審査や、電話や窓口での問い合わせ対応を行っています。 私は月に2日ほどテレワークを行っていますが、窓口対応や電話対応がないので、集中して溜まった事務仕事を片付けることができています。 では、川崎市役所の働きやすさをご紹介します。 まず、ワークライフバランスの充実です。 休暇が取りやすく、テレワーク環境も整っているため、仕事と家庭の両立ができている職員が多いです。 また、私自身も妻の出産後には育休を取得する予定でいます。 次に、川崎市の面積が狭いこともメリットの一つです。 公務員に異動はつきものですけれども、どこの職場に異動してもさほど通勤時間が変わらないので、生活リズムを大きく変えることなく働くことができます。 研修が充実しているところも魅力です。 人事担当が実施する研修はもちろんのこと、局や部単位で実施される研修が多く、国や県が実施する研修にも積極的に参加させてくれるため、スキルアップに役立ちます。 こういった理由から、川崎市役所では充実した環境で安心して働けると思います。 最後になりますが、市役所でしかできない仕事があなたを待っています。 皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。 以上で化学職の紹介を終わります。どうもありがとうございました。