「大人の料理から、取り分け離乳食~簡単!かぼちゃペースト~」の目や耳が不自由な方へのテキスト情報 この動画について 宮前区役所では離乳食教室を開催しています。 ここでは、離乳食教室に参加できなかった方や、教室の振り返りをしたい方向けに、教室内で使用している離乳食の動画をご紹介しています。 ご家庭で作る際に参考にしてください。 離乳食って難しい?そんなことはありません! 大人が食べているものから少量をお子さん用に取り分けて、つぶせば食べられます。 では、一緒に作ってみましょう! 大人の料理から、取り分け離乳食 簡単!かぼちゃペーストの作り方をご紹介します。 取り分け食は、忙しいお母さんのためのクイック離乳食です。 離乳食って難しい!大変!と思われがちですが、大人の料理から取り分ける方法を知って、肩の力を抜いて作ってみましょう。 大人の献立から作る時のポイント 初期では、つぶしやすい野菜や豆腐以外は難しいかもしれませんが、たいていの野菜は、すり鉢ですりつぶせば食べられます。 汁物、鍋ものなど、味付けする前によく煮えた材料を取り分けます。 初期食におすすめの汁物の具材 簡単につぶせるものでは、かぼちゃ、じゃがいも、かぶ、大根、さつま芋などがあります。 刻んでつぶす必要がありますが、にんじん、ほうれん草の葉先、キャベツ、玉ねぎ、白菜、ブロッコリーのつぼみ、トマトなどもおいしく食べられます。 かぼちゃのみそ汁からの取り分けをご紹介します。 材料は、玉ねぎ、かぼちゃ、油揚げ、みそ、昆布1枚です。大人2~3人分の量になります。 調理器具は、包丁、まな板、鍋、おたま、小皿、スプーンを使います。 材料を適当な大きさに切ります。 キッチンペーパー、またはふきんを水でぬらして絞り、昆布の表面のほこりやごみを取り除きます。 昆布の表面の白い粉は、うま味成分グルタミン酸に海水の塩が作用してできたものなので、洗わずにほこりだけふき取ります。 鍋に昆布1枚と水を適量入れ、30分から1時間ほどつけておきます。 前日から漬けて、冷蔵庫に入れておくと翌日すぐに料理にとりかかれます。 火にかけます。昆布は、沸騰したら取り出す、と言われていますが、一緒に煮て大丈夫です。 かぼちゃが煮えたら、煮汁と一緒に取り出します。 かぼちゃの皮はスプーンで潰せないので外します。 スプーンの背で潰します。 だし汁とよく混ぜ合わせます。粒が無く、舌触りよく滑らかになるようにします。 離乳食初期は、トロトロのポタージュ状にします。スプーンですくって、ポタポタと落ちるくらいの固さにします。 小さじ1杯、できあがりです。 油揚げを入れて、みそを溶き入れ、大人のみそ汁を作ります。昆布も刻んで入れてしまいます。 野菜嫌いのお子さんでも、「みそ汁に入れたら食べられます」と仰る方が結構たくさんいらっしゃいます。 この機会にぜひ、みそ汁を我が家の定番料理にしてみませんか? 大人の食事と取り分け離乳食の完成です。 ごはんは10倍がゆのペーストに、具だくさんのみそ汁からはかぼちゃのペーストに、白身魚は、大人は煮付け、赤ちゃんにはペースト、 鶏ささみ肉は、大人にはサラダ、赤ちゃんにはペーストにします。 取り分け離乳食のメリットは、ベビーフードより安くできる、作りたてはやっぱりおいしい、ということです。 ぜひ参考にして、取り分け離乳食、やってみてください。  宮前区にお住まいの方の離乳食や栄養に関するご相談や、この動画についてのお問い合わせは、 044-856-3264 宮前区役所地域みまもり支援センター地域支援課管理栄養士まで、お気軽にご連絡ください! 宮前区役所地域みまもり支援センターでは、「地域包括ケアシステム」の推進をしています。 地域で安心して暮らしていくためにも、「地域でのつながりづくり」、ママ友・パパ友づくりが大切です。 地域の子育てサロンや集いの場、そのほか育児に関するご相談は、 044-856-3302 宮前区役所地域みまもり支援センター地域支援課まで、お気軽にお問い合わせください!