【1面】 地域の課題解決に向けて 参加しませんか 区民会議フォーラム  暮らしやすいまちを目指し、区民の代表が集まってさまざまな取組を進めている第4期区民会議。2年間の活動内容などについて紹介します。 参加者には記念品あり 日時:3月16日(日)14時〜16時(開場13時30分) 場所:幸市民館1階大会議室 定員:当日先着100人程度 審議内容報告パネルディスカッション[14時〜]  「地域防災力の向上」と「自転車ルールの順守の推進」をテーマとした「暮らしの安全部会」と、「地域の見守り体制づくり」をテーマとした「みんなで見守りたい」のメンバーが中心となって行います。 こどもの自転車ルール標語表彰式[15時〜]  「幸区こども総合支援ネットワーク会議」が募集した「こどもの安全を守るための自転車ルールに関する標語」について、選考結果の発表と入賞作品の表彰式を行います。 県内初!歩行シミュレーター体験ブース[13時30分〜]  県内で初のお披露目となる「歩行環境シミュレーター」は、車が行き交う交通環境を最新のコンピューターグラフィック技術で再現し、リアルな横断体験ができます。 Let’sトラビック!※エアロビックで交通安全[15時20分〜]  お馴染みの童謡に交通安全の歌詞をのせ、交通事故に遭わないために実践してもらいたい動きを取り入れたエアロビックを行います。 ※「トラビック」とは「Traffic Safety(交通安全)」と「Aerobic(エアロビック)」を合わせた造語です。 委員長あいさつ  区民会議は、住み良いまちの実現を目指し、区民自らが地域課題の解決を図るために調査審議を行うものです。任期は2年間で、区内で活動する団体からの推薦や公募により集まった20人の委員により構成されています。第4期は平成24年7月に活動を開始し、「暮らしの安全部会」と「みんなで見守りたい」の2つの部会を設置して調査審議を進めました。地域の課題解決には、様々な活動団体や区民の皆さんの協力が必要ですので、一緒に取り組んでいきましょう。 第4期幸区区民会議委員長 西野恭一 委員(○副委員長 ☆部会長 ★副部会長) 暮らしの安全部会 ★石原 陽子 ☆押山 兼二 ○神谷 厚子 小泉 実意子 近藤 多恵 鈴木 奈美枝 昼間 政治 三堀 八郎 みんなで見守りたい 神谷 美和  ☆古場 敏光 酒井 清 鈴木 忠夫 鈴木 都 戸張 一吉 楢林 照江 原 紀代子 春田 公江 ★村田 清子 遊佐 栄津子(50音順) 第5期区民会議委員募集  区民会議で話し合いながら、住み良いまちを目指しませんか。 募集人数:4人 応募資格:区内在住、在勤、在学または区内で地域活動を行っている7月1日現在20歳以上の人 任期:26年7月1日〜28年6月30日(2年間) 会議:全体会3回、部会8回程度(年間) 申込方法:5月16日(必着)までに住所、氏名、性別、生年月日、電話番号、主な職歴、区内在住年数(在住でない場合、区との関わりとその年数)、地域活動経験、応募理由を記入した用紙(書式自由)と小論文「区民会議の果たす役割と取り組むべきこと」(800字程度、書式自由)を、直接、郵送、FAXで区役所企画課まで。 郵送のあて先:〒212-8570(住所省略可) 幸区役所企画課 問:区役所企画課 電話:556-6612 FAX:555-3130 【2・3面】 区民会議とは @区民会議ってよく聞くけど、どんな仕組みのものなの? Aこんなカンジの会議の中で、地域課題の把握や選定、解決策の検討をするよ。 B会議だけでなく、外に出て現場を調査したり、イベントを開催して解決策の候補案を試したりもするんだよ。 C例えば、第4期幸区区民会議では、2つの部会に分かれて、こんな活動をしたよ。 D最後に地域の課題を解決するための取組を区長に報告して、区民と行政が連携しながら実践に移していくことになるんだ。 委員長と副委員長  委員長は、区民会議を代表し、会務をまとめます。副委員長は、委員長を補佐します。会議は委員の半数以上が出席しなければ開くことができません。 参与  市議会議員、県議会議員は、選挙区とされる区の区民会議に「参与」として出席することができ、話し合いの場で必要な助言をします。 委員  区民会議委員は各分野からの団体推薦・公募・区長薦の委員20人以内で組織し、市長が委嘱します。 (イラスト)委員長 副委員長 事務局 参与 委員 傍聴者 暮らしの安全部会 【審議テーマ】 ・地域防災力の向上 【提言】 ・地震等の災害に備え、「マイ防災マップ」づくりなどの取組を推進し、防災意識や地域防災力の向上を図る 【審議テーマ】 ・自転車ルールの順守の推進 【提言】 ・スポーツチームとの連携や、公用車の活用などによる、自転車ルールの順守の効果的な啓発活動の実施 ・スケアード・ストレート方式(写真下)による、効果的な自転車交通安全教室の実施 みんなで見守りたい 【審議テーマ】 ・地域の見守り体制づくり 【提言】 ・ひとり暮らし高齢者等の異変を見つけた場合の対処方法などをまとめた冊子を作成・活用し、見守り活動の裾野を拡大・見守り活動に関するサポートなどの相談窓口や、情報発信の充実 「暮らしの安全部会」  東日本大震災などによる防災意識の高まりを背景に「地域防災力の向上」をテーマとし、また、区内での自転車の重大事故やルール違反が発生していることを背景に「自転車ルールの順守の推進」をテーマとして調査審議しました。 中学生にDIG(災害図上訓練)を紹介 ・DIGとは  「Disaster(災害) Imagination(想像力)Game(ゲーム)」の頭文字を取ったもので、参加者が地図に地域の特徴を書き込み、危険な場所や災害が起きた時の行動などを話し合うものです。 ・約80人の中学生が参加  普段から防災に対する意識を明確に持つ大切さを伝えることができました。 (写真)消防署員がDIGについて説明しました (写真)大きな地図に書き込んでいきます スケアード・ストレート方式の交通安全教室を開催 ・スケアード・ストレート方式とは  スタントマンが交通事故の再現を目の前ですることで、参加者に事故の激しさやそれに伴う恐怖を、臨場感とともに伝えることができる手法です。 ・イベントの参加者など約3千人が参加  多くの人たちに、交通事故の恐ろしさを、肌で感じてもらうことができました。 (写真)横断歩道を渡ろうとする歩行者と自転車の衝突の再現です 防災意識を持ち続けたい 日吉中学校の取組 ・区民会議との防災マップづくり  実際にまちを歩き、今まで意識しなかった危険箇所を見つけられたので、生徒たちにもわかりやすく好評でした。 ・被災地の現状を伝える講演会を開催  被災地に赴き見聞きしたことを生徒たちに伝えました。「津波てんでんこ」※という言葉から、災害時は「自助」の意識が重要だと教わりました。これからも生徒や保護者など皆で防災意識を持ち続けていきたいですね。 ※「津波てんでんこ」とは、「津波が来たら、てんでんばらばらに逃げろ」=「自分の身は自分で守れ」の意味 (写真)日吉中学校長 篠宮先生 校長インタビュー 「みんなで見守りたい」  隣近所との付き合いの希薄化などにより、地域における結びつきや共に支え合う関係が弱くなってきています。また、高齢者のみの世帯が増加し、孤独死の問題などが発生していることから、「地域の見守り体制づくり」について調査審議しました。 見守り活動の現場を訪問 ・会食会や地域交流拠点の調査  会食会では、いつも参加する人の顔が見られない時に「○○さん、今日見かけないけど、どうかしたのかな?」といった形で高齢者に気を配っていることなどが分かりました。 (写真)いつものメンバーで体を動かします (写真)おいしい食事で会話が弾みます 関係団体へのインタビューを実施 ・見守り活動が抱える課題の把握  民生委員児童委員、ケアマネージャー、地域包括支援センターといった地域福祉の専門家に聞いたところ、課題の一つとして上がってきたのが、見守り活動に携わる人の不足。「異変を感じたら、すぐに連絡をしてもらうと助かる」といった声もありました。 (写真)地域包括支援センター 地域で見守り活動が盛んになると心強い (写真)ケアマネージャー 見守りには地域の人々のネットワークが大切 町内会・自治会へのアンケートを実施 ・見守り活動の実施状況を把握  町内会・自治会では、76%(39団体)で見守り活動を行っていることが分かりました。その内容としては、防犯パトロールや清掃活動などを通じたものが多数を占めました。 地域の見守り活動に役立つ冊子を作成 ・活動を始めるきっかけづくり  見守り活動の裾野を広げるためには、個人でも充分な役割を果たせることを理解してもらうことが必要です。ひとり暮らしの高齢者等の異変を把握するためのチェックポイントや、異変を発見した場合の対応の仕方など、冊子作りに向けた考え方をまとめました。 高齢者を見守りながら 河原町団地の取組  河原町団地13・14・15号棟自治会では、民生委員児童委員、社会福祉協議会、管理組合と協力して、70歳以上のひとり暮らしのお宅を訪問しています。2、3人のグループで訪問し、世間話などをしながら最近の体調や変わったことはないか聞いたりしています。時には、電球の交換などを頼まれて行うこともあり、ひとり暮らしの高齢者にとって安心できる頼れる存在となっています。 【4面】 春風そよぐ 夢見ケ崎公園へ行こう 3月22日(土)23日(日)は楽しいイベントがいっぱい 春の動物園まつり 日時:3月22日(土)10時〜15時 場所:夢見ヶ崎公園 内容:動物ガイドツアー、バックヤード(動物園の裏側)ツアー、動物もぐもぐタイム、1本足で立つゲーム「フラミンゴの休息」、動物ふれあいコーナー、野鳥クイズコーナー、迦併舎オールスターズによるコンサート(昭和の歌謡曲など)ほか (写真)昨年7月に生まれた「ギンガ」だよ 遊びに来てね (写真)近くで見るシマウマもかわいいね (写真)大人気のポニー乗馬体験 問:夢見ケ崎動物公園 電話:588-4030 FAX:588-4043 同時開催 昔あそび体験  竹馬、竹ポックリ、けん玉など昔の遊びを体験するイベントを行います。竹とんぼ飛ばし大会も開催し、勝った人は賞品がもらえます。 ※竹とんぼ飛ばし大会は、10時半から30分おきに7回行います。 場所:動物公園事務所前テント付近 企画・運営:さいわい加瀬山の会 問:区役所地域振興課 電話:556‐6606 FAX:555‐3130 さくらフェスタ日吉 祝!日吉分館10周年  楽しい催しが盛りだくさんです。 日時:3月22日(土)、23日(日)10時〜15時 内容:2日間共通:料理屋台、作業所製品販売、作品展示、フリーマーケット、リユース図書・雑誌の配布(リユースは9時半〜) 22日(土):ヨガ体験、国際交流体験・昔遊びのコーナーなど 23日(日):幼稚園児・小学生の歌、紙芝居、フラダンスなど ※一部事前に整理券が必要なイベントがあります。詳しくは日吉分館で配布中のチラシをご覧ください。 問:日吉分館 電話:587-1491 FAX:587-1494 マナーを守って楽しくお花見 ・ゴミは各自持ち帰りでお願いします。 ・園内は火気厳禁ですので、コンロの持ち込みなどはできません。 ・動物に食べ物を与えたり、手を出したり、近くで大きな音を出さないでください。 ・混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。 (写真)広場は人気の花見スポット (写真)八重桜 (写真)散策路の桜 (写真)夢見ケ崎公園〜日吉分館の桜並木 会議に参加してみませんか 区民の皆さんが参加できる会議の一部を紹介します 区民車座集会  市長と直接意見を交わすことができる場です。幸区では5月下旬に開催予定です。詳しくは、市政だより幸区版5月号をご覧ください。 (写真)麻生区では30人の参加者が市長と意見交換をしました 問:区役所企画課 電話:556-6612 FAX:555-3130 健康づくり推進会議  健康づくり運動の推進や地域の健康課題を協議する会議です。24・25年度は「働き盛り世代の健康づくり」をテーマに、地域でどんなことが出来るか話し合い、健康づくりのきっかけになればと、リレーカーニバルへ出展するなどの活動を行ないました。 (写真)測定コーナー(肺年齢・血管年齢・握力・咬合力)を出展 (写真)初めて咬合力(噛む力)測定をする人も 公募委員を募集します 募集人数:2人 応募資格:20歳以上で区内に1年以上居住している人(市の附属機関等の委員や市職員は対象外です) 任期:26年6月1日〜28年5月31日(2年間) 申込方法:5月1日(必着)までに @「幸区健康づくり推進会議」、住所、電話番号、氏名、性別、生年月日、現在の職業、職歴(主なもの)、ボランティア活動や市民活動などの活動経験、申込理由を記載した用紙 A「地域の健康づくり」をテーマとした小論文(800字程度) @、Aを添付して、直接か郵送で区役所地域保健福祉課まで提出してください。 郵送のあて先:〒212-8570(住所省略可)幸区役所地域保健福祉課 問:区役所地域保健福祉課 電話:556-6648 FAX:556-6659 川崎市制90周年 「最幸のまち かわさき」を目指して 川崎市は26年7月1日に市制90周年を迎えます