P01 さいわい広報特別号 2017(平成29)年2月28日 [編集・発行] 幸区役所 郵便番号212-8570 川崎市幸区戸手本町1-11-1 幸区役所まちづくり推進部企画課 電話044-556-6612、ファクス044-555-3130 区ホームページアドレスhttp://www.city.kawasaki.jp/saiwai/ ◆御幸梅香(うめかおる)事業推進計画を策定しました。 御幸公園梅林復活をめざして 幸区役所では、かつて梅の名所として栄えた小向一帯の歴史をふまえ、 御幸公園の梅林復活や、梅に関する歴史文化の伝承、 梅まつりの開催などを地域の方々とともに行う取り組みを示した、 梅香事業推進計画を策定しました。 推進計画に基づくさまざまな取り組みについて紹介します。 御幸公園へのアクセス:バス停「御幸公園」すぐ 計画の具体的な内容は2・3面へ ◆うめかおる寄附・募金を4月から受付スタート! 御幸公園に梅林を復活させる取り組みの1つとして、 「御幸公園うめかおる寄附・募金」の受付を4月から開始します。皆様のご寄附が梅の植樹に活用されます。 うめかおる寄附の申し込み方法 @個人が現金の寄附をする場合 「川崎市ふるさと応援寄附金申込書」によりお申し込みください。 ※寄附金控除の対象となります。 A団体等が現金の寄附をする場合 B梅の木を寄附をする場合 「御幸公園うめかおる寄附申込書」によりお申し込みください。 5万円以上(梅の木の寄附も含む)の寄附をいただいた場合、 ご希望により記念プレートを御幸公園内の銘板に設置します。 ※申込方法など、詳細はお問い合わせください FAX・郵送・持参・メールのいずれかでご提出ください。 郵便番号212-8570 幸区役所総務課 電話556-6645、ファクス555-3130、eメール 63soumu@city.kawasaki.jp 「うめかおる募金箱」 幸区役所、幸区役所道路公園センターなどに設置します。  御幸公園梅香事業に関するお問い合わせ 幸区役所道路公園センター 電話544-5500、ファクス556-1650 P02-03 ◆御幸公園梅香うめかおる事業推進計画の7本柱 梅香事業推進会議により事業の検討を行いました 御幸公園梅香事業を地域住民とともに協働して推進するため、 2015(平成27)年6月に梅香事業推進会議が発足されました。 推進会議では、地元の町内会や老人クラブ、子ども会、企業、観光協会、 区役所がメンバーとなって、地域との協働事業や梅林の活用に関する検討がなされています。 1 魅力の発信 梅林への愛着を深めていただけるよう、梅まつりなどをとおして、地域の魅力発信に努めます。 梅まつり 市制100周年記念事業、区制50周年イベント、市制100周年の中間点としてのハーフイベントで梅まつりを開催します。 写真展 4月、5月には幸区役所、日吉出張所で平成29年度うめかおる写真展を開催します。 2 歴史・文化の伝承 小向梅林は江戸時代から二百数十年、観梅の名所として有名であった歴史があります。 地域の歴史を知り、地域への愛着を育むことができるよう、歴史や地名の由来についての講演会などを開催します。 今後開催を予定しているテーマ ・「明治時代の小向梅林」 ・「川崎市の近代化と幸区」 ・「地名から見た幸区」 歴史講演会 平成28年度には「小向梅林と御幸地区の歴史」をテーマとして開催しました。 明治天皇臨幸御観梅跡碑  御幸公園内に設置されています。 昨年植えた梅の木にも花が咲きました(1月撮影) 3 梅林の復活 梅林が観梅の名所となるよう、また地域のシンボルになるよう梅の植樹を進めます。 植樹に関しては、配置や品種を工夫し、市民とともに楽しめる梅林とします。 平成28年10月に市民100万本植樹運動により梅の苗木が植樹されました。 かつて小向梅林で栽培されていた品種を主とした白梅中心のエリア 華やかさや見応えを重視した紅梅中心のエリア 実梅も花梅も楽しめるように植樹する品種も工夫します 4 梅林の活用 御幸公園を中心に市民が集い、交流を深めるため、梅林、梅の果実などを活用した様々な取り組みや 梅まつりなどのイベントを市民との協働により推進し、世代間交流や地域コミュニティの活性化に努めます。 収穫された果実の梅干しや梅酒、和菓子、洋菓子、ジャム、料理などへの活用を推進します。 かつての小向梅林の風景をめざし、学校や事業所などに梅の苗木を提供します。 5 梅林の保全 梅の維持管理を、市民との協働により進めることが重要であり、市民による管理運営の手法を検討します。 剪定講習会の様子 梅香事業推進会議において他都市の梅林視察を行い、梅林の保全対策について参考にしました。 6 次世代への継承 幸区内の市立小中学校では校章に梅の花のデザインが用いられている学校が6校あるほか、校歌に梅にちなんだ言葉が使われている学校が5校あります。 身近な存在である梅について学校教育などとも連携し、次世代に受け継いでいけるよう取り組みを進めていきます。 学校教育などと連携して写生やスケッチなどの場としての活用を進めます。 (川崎総合科学高等学校デザイン科の生徒によるスケッチの様子) 御幸中学校 御幸小学校 西御幸小学校 古川小学校 戸手小学校 南河原小学校 7 公園の利用促進 地域コミュニティの場として利用していくためには、幅広い年齢層の様々な用途に対応した公園機能が求められます。 観梅や「梅まつり」など各種イベントのほか、芝生広場や健康関連施設の充実を図ります。 散策路等の整備 梅林内を回遊しながら梅の花を楽しめるように散策路の整備を行います。 芝生広場 地域の方が楽しめるスペースとして、また、市制100周年に向けた様々なイベントで利用できるスペースとして改修を進めます。 P04 ◆平成29年度うめかおる写真展 テーマ「うめかおる風景」 梅をより身近に感じてもらうことを目的に、写真展を開催します。 カメラのレンズ越しに見える「うめかおる風景」をぜひお楽しみください。 展示場所・期間 @幸区役所1階 ロビーハナミズキ 4月17日(月)〜4月28日(金) A日吉出張所1階 タウンホールやまぶき 5月8日(月)〜5月19日(金) ※幸区役所ホームページでも4月17日(月)から展示作品の公開をします。 写真展に展示する作品を募集しています! 梅に関する写真(梅の花、果実、梅林、梅にちなんだ祭りの風景など)募集を行います。 撮影場所は問いません。皆さんからの応募をお待ちしています。 @募集期間 2月1日(水)〜3月17日(金)(必着) A応募資格 住所、年齢など問わず、どなたでも応募出来ます。 B応募規定 (1)写真:直近3年程度に撮影された、カラーまたは白黒の写真   (電子データのみは不可) (2)サイズ:2L判(127mm×178mm)以上で額装は不要 (3)応募点数:1人3点まで(未発表のもの) C応募先 幸区役所道路公園センターに郵送または持参してください。 ※応募用紙は幸区役所、幸区役所道路公園センターで配布及びホームページに掲載しています。 お申し込み・お問い合わせ 郵便番号212-0053 幸区役所道路公園センター 電話544-5500、ファクス556-1650 ◆幸区内で販売している梅製品 幸区内には梅にちなんだ和菓子を作っているお店があります。 かおり梅 新岩城菓子本舗(南幸町1-1) みゆきの梅 御菓子司吉田屋(小向町2-1) 小梅※1月〜3月まで販売 梅どら※1月〜3月まで販売 青梅(あおうめ)※5月〜7月まで販売 御菓子司 キ久屋(きくや)(北加瀬2-5-21) (キ久屋のキは漢数字の七を3つ書いたもの) ※区内の商店街連合会からご紹介いただいた店舗を掲載しています。 ◆外に出て春を満喫しませんか さくらフェスタ日吉 日吉分館で活動している団体の歌や演奏、料理屋台の出店など、魅力いっぱいのお祭りです。 日時:3月25日(土)、26日(日)10時〜15時 場所:日吉合同庁舎 内容:2日間共通 サークル発表、料理屋台、作業所製品販売、フリーマーケットなど 25日 中学校の吹奏楽部による演奏、多文化交流、バルーンアート体験など 26日 幼稚園児の歌、大正琴の演奏、ハンドメイドフラワー、茶道体験など ※事前に整理券が必要なイベントがあります。詳細は日吉分館で配布中のチラシをご覧ください お問い合わせ:日吉分館 電話587-1491、ファクス587-1494 南河原公園 色とりどりの桜が楽しめます 国道1号に隣接し、船形の大きな遊具や噴水などがある緑豊かな公園です。 春には、一面が桜色に染まり、多くの花見客でにぎわいます。