さいわい広報特別号 幸区区民会議特集 提言を実践に! 幸区区民会議は平成18年の発足以来、1期2年の任期で地域課題の様々なテーマについて調査審議を進め、提言を行ってきました。 これまでの主な提言と、それを基に地域と行政が協働・連携して実践してきた取組を紹介します。 第1期 提言 避難所運営会議の立ち上げと訓練の実施 各避難所での運営会議の設置と避難所開設訓練の実施 提言 読み聞かせなどの子どもの豊かな心をつちかう機会を増やす 絵本読み聞かせの拡充や移動動物園の実施 第2期 提言 夢見ヶ崎周辺の魅力発信 区民との協働による夢見ヶ崎公園への案内サインの設置 提言 大人世代の自転車利用者への意識向上 鹿島田駅周辺での地域と連携した啓発 第3期 提言 わかりやすい情報提供を通じた地球環境への意識向上 イベントや小中学校における楽しみながら学べるゴミ分別ゲームの実施 提言 夢見ヶ崎公園周辺が多世代交流の場となるイベント等の実施 「夢こんさぁと」と連携した「夢の星空コンサート」の実施 第4期 提言 自転車交通安全教室の効果的な実施 事故の怖さを実感するスケアードストレート方式の交通安全教室の実施 提言 ひとり暮らし高齢者等への見守り活動の裾野の拡大 見守り活動を行う際のポイント等をまとめた冊子の作成 第5期 提言 高齢者を主な対象とした体験型交通安全教室の実施 自転車シミュレーター等の機器を活用した体験型の交通安全教室の実施 提言 地域コミュニティの更なる活性化に向けた支援 町内会・自治会の活動を紹介するパネル等の作成 第6期は中面に詳しく掲載! 〔編集・発行〕幸区役所 〒212-8570川崎市幸区戸手本町1-11-1 幸区役所まちづくり推進部企画課 2018(平成30)年3月24日 044-556-6612 FAX:044-555-3130 ホームページ:http://www.city.kawasaki.jp/saiwai/ 2、3面------------------------------------------------------------ 第6期幸区区民会議を紹介 より暮らしやすい幸区にするため 地域の各種団体から推薦された方などにより20名で構成された、第6期幸区区民会議では「交通安全対策の推進」と「地域の魅力発信」の2つのテーマで調査審議を行ってきました。調査審議を経て出された提言を基に、地域で活動する団体等と行政の協働により取組が実践されることを願っています。 成川 委員長 それぞれの部会が活発な調査・審議を通じて有意義な提言を取りまとめることができ、うれしく思っています。これもひとえに委員皆さんの熱意と努力のたまものと感謝しています。 松井 副委員長 限られた期間の中で成果を出すことは大変でしたが、委員の皆さんで考えた結果としてできた提言を小さな一歩として、少しずつ広がっていけばと思います。 人にやさしい交通安全部会 提言1 交通事故が発生しそうな危険箇所(ヒヤリ・ハット箇所)について、注意喚起を促す印象的な路面標示を施すなど、道路交通環境の改善を提案 提言2 地域が主体となり交通危険箇所の調査を継続的に行うことにより、交通安全意識の向上を図ることを提案 提言3 交通ルール・マナーを守らない人の心に響く情報発信によって、意識改善につながる啓発活動のより一層の推進を提案 阿部 部会長 道路交通環境の改善を進めても、交通ルール順守など人のモラルに訴えかける部分が難しいと思います。この提言を通じて、モラル向上につながっていけばと思います。 小野 副部会長 交通安全対策は、みんなに共通で関わっていくことだと認識しました。子どもを交通事故から守るためには大人が子どもの模範にならなくてはと思いました。 幸警察署へのヒアリングを実施 交通事故が発生する要因、幸区内の交通事故件数と今後の課題についてヒアリングを行いました。地域、警察、行政が連携して多くの人々への交通安全意識の向上を図ることが求められています。 ヒヤリ・ハット調査 様々な立場の人が区内道路で「ヒヤリ・ハット」を感じる箇所の調査を行いました。 ヒヤリ・ハット箇所調査を基に「ヒヤリ・ハットマップ」を作成し、それらを踏まえ意見の多かった場所など、現地調査先の選定を行いました。 現地調査先を検討 ヒヤリ・ハットをまとめました 現地調査 調査を踏まえた改善整備の実施 現地調査で、植栽により見通しが悪く、脇道からの飛び出しの予測が難しい状況が見られたため、注意喚起を促す印象的な路面標示が必要では、という意見があり、それを踏まえ、道路公園センターにより改善整備が実施されました。 クイズの実施・啓発パンフレットの作成 小・中学生、高齢者の行動特性を把握するためにクイズを実施し、その結果を踏まえた啓発リーフレットを作成して、幸区民祭などで配布しました。 【人にやさしい交通安全部会名簿】(敬称略) 青木 晴彦  阿部 法弘 飯島 忠男  小野 晴子 金田さとみ ケオパサート ラツァミチャン 坂口  功  渋谷多美枝 高橋美三子  橋本 文夫 三浦 忠一             魅力発信でつなぐ まちの活性化部会 提言1 まちの活性化につなげるため、幸区に愛着を持ち、住み続けてもらえるように、30、40歳代の子育て世代を中心に「充実した『子育て環境、子育て支援、文化・商業』が身近にある最幸のまち・幸」という魅力が伝わるよう発信することを提案 提言2 ターゲットに伝わるように様々な媒体を使った、地域目線での魅力発信を行うことを提案 提言3 地域住民が中心となり、行政と協働し、魅力発信を継続的に行える発信主体を形成することを提案 神谷 部会長 多彩な区の魅力について、調査を通じてまとめることができました。魅力を知ってもらい、幸区により愛着を深めてほしいです。 阿部 副部会長 この提言を入り口として、ターゲットとなる人が幸区らしい良いところや魅力をより深く知ってもらえるきっかけとなればと思います。 幸区の魅力調査 30、40歳代の子育て世代の人たちが幸区で魅力と感じているものを「みんなで子育てフェアさいわい」などでヒアリング調査を行いました。 現地調査 ヒアリング・アンケート調査を踏まえ、「南河原公園」、「御幸公園」、「夢見ヶ崎公園」の区内の3大公園や「子育て支援センターかんがるー」、野外型子育て広場「おでかけぽかぽか」へ現地調査に行きました。 これらの調査の結果、子どもが安心して遊べる環境が充実していること、地域で子育てを助け合う風潮があることがわかりました。 充実した「子育て環境、子育て支援、文化・商業」が身近にあるまち・幸 子育て環境が充実 子育て支援が充実 文化・商業が充実 調査審議の結果、これらが30、40歳代の子育て世代の人たちにとっての区の魅力であることがわかりました。 受け取りやすい情報発信方法を調査・検討 幸区民祭で魅力の発信方法について調査し、SNSやホームページ等の電子媒体による発信と広報誌・情報誌・チラシ等の紙媒体による発信のそれぞれをうまく関係させながら発信することが効果的になると考えました。 【魅力発信でつなぐ まちの活性化部会名簿】(敬称略) 阿部 稔子  伊藤 善通 大野 勝彦  神谷  修 佐野 禎彦  高橋  希 中原 敏子  成川 慎一 松井 節子 4面------------------------------------------------------------ 区内の桜スポットに行こう 桜以外の見どころや特徴も合わせて紹介します。 夢見ヶ崎公園 ラマ舎 ラマ舎の桜はインスタ映えします! 日吉合同庁舎周辺 桜並木の坂道です 新川崎・創造のもり さいわいふるさと公園からも桜が見られます パークシティ新川崎周辺 この一帯にも桜並木があります 南加瀬辻公園 ユニークな滑り台もあるよ 小倉八雲公園 木陰でのんびりできます 下平間あおば公園 小さくても遊具はいろいろ 塚越公園 砂地の広場があるよ! 塚越3丁目さくらの公園 小山やユニークな遊具で遊ぼう 古川町さくら公園 秋にはドングリ拾いもできるよ 多摩川見晴らし公園 多摩川の景色も広がっています 二ヶ領用水沿い 用水沿いに桜並木が続いています 東古市場中央公園 小山や大きな遊具で遊べるよ! 多摩川緑地古市場地区 立派な一本桜です 小向第4公園 広場でのびのび遊べます 河原町団地内公園 花壇もきれいです 下平間公園 恐竜のジャングルジムもあるよ 南河原公園 区の一大桜スポットです さいわい緑道 遊具やミニ庭園もあり、南河原公園にもつながっています ソリッドスクエア前 線路沿いの桜並木が見事! 中幸町3丁目さくら公園 しだれ桜が見られます 諏訪公園 春は桜、秋にはキンモクセイも! 西口通り ビルに囲まれた中で、桜が映えます 西口さくら緑地 電車も見えます