さいわい区版 4月号---------------------------------------------------------- 幸区ホームページ:URL https://www.city.kawasaki.jp/saiwai/ 〈区版〉は区の情報を中心に掲載しています。 2024(令和6)年4月1日発行 発行:幸区役所 郵便番号212-8570幸区戸手本町1-11-1 編集:幸区役所企画課 電話044-556-6612、ファクス044-555-3130 総合案内:電話044-556-6666 幸区統計データ (令和6年3月1日時点) 人口:17万2,513人 世帯数:8万2,631世帯 あなたはいくつ知ってる?幸区の知られざる魅力 幸区は自然豊かな夢見ヶ崎動物公園や、開発が進む川崎駅西口周辺、研究開発拠点の新川崎・創造のもりなど、自然、文化、産業が調和した魅力あふれるまちです。 その中でも今回は、区に関する知られざる魅力を紹介します。まだまだあなたの知らない魅力があるかもしれません。 問い合わせ:区役所企画課 電話044-556-6612 ファクス044-555-3130 11 住み続けられるまちづくりを ナンバー1、オンリー1がたくさん! 幸区はこんなまち 町内会・自治会加入率:7区中1位 面積、人口ともに7区中最小 市内唯一の動物園、夢見ヶ崎動物公園がある 市内から出土した唯一の国宝である秋草文壺が発見された 住みやすいまち(「住みやすい 回答83.4%」(令和4年度区民アンケート)) 買い物、病院などの日常生活や交通の利便性がよいまち(「幸区の良いと感じるところ:買い物、病院などの日常生活の利便性76.5%、交通の利便性71.7%」(令和4年度区民アンケート)) 夢見ヶ崎周辺は動物園だけじゃない!? 夢見ヶ崎周辺の古墳群 矢上川下流にある標高30mほどの細長く伸びる台地の夢見ヶ崎(加瀬山)周辺は、動物公園だけでなく、古くからの歴史を感じられる貴重な場所です。 ここでは、大小さまざまな古墳が見つかっており、公園内には横穴式石室の内部を見ることができる加瀬台3号墳、銅鏡や鉄斧が出土した加瀬台4号墳(了源寺(りょうげんじ)古墳)などが現存しています。加瀬山西側にあった白山古墳(はくさんこふん)は現存していませんが、4世紀に作られたと推測される前方後円墳で、全長87mのこの古墳からは、鏡・刀剣・勾玉(まがたま)などのさまざまな副葬品が出土しました。 白山古墳周辺の出土品 白山古墳から出土した三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)は、初期の大和政権とのつながりを示す歴史的価値の高いものです。名前の由来は、鏡の縁の断面が三角形で、鏡の裏面に「神」と「獣」の文様があることからきています。西日本の3カ所の古墳から出土した三角縁神獣鏡と同じ鋳型で作られた鏡で、白山古墳に葬られた豪族が大和政権から同盟関係の証として分け与えられたのではないかと考えられています。また、市内から出土した唯一の国宝である秋草文壺(あきくさもんつぼ)も白山古墳から出土しました。詳細は2面のコラムで。 区内の歴史についてもっと詳しく知りたい方はこちら!! 日吉合同庁舎 三角縁神獣鏡等の展示(1階) 三角縁神獣鏡のレプリカや写真・説明パネルを設置しています。 日吉郷土資料コーナー(3階) 地元の郷土史会の協力による郷土資料コーナーを常設しています。 幸図書館 4月2日〜30日の期間で、加瀬山周辺の歴史や文化財関連書籍の展示コーナーを設置しています。 かわさき名産品もあります! かわさき名産品 のりの鈴舟(小向西町3-69-1) 「勝利を願う!おむすび海苔(のり)」 かわさき名産品「勝利を願う!おむすび海苔」。東京羽田沖の海苔漁家で生まれた代々続く海苔問屋。川崎本社工場直売所では、香ばしいおいしい海苔や料理のプロも愛用の味付海苔が購入できる他、年3回の「鈴舟海苔の日」では海苔の特別価格販売を開催し川崎や横浜、東京からおいしい海苔を求めて多くの人が訪れて賑わいます。 市内で生産・製造・加工し販売されている品物の中から、お土産にも使えるような川崎らしい物を、市では「かわさき名産品」として認定しています。4月に新たに認定された中から、区内に店舗のあるお店の名産品を紹介します。 その他区内で更新された名産品は7品あります。 みゆきの梅、多摩の松風(御菓子司 吉田屋) 脳はぶどう糖((株)オガサワラ) 朝焼きどら焼き、夢見の城もなか、川崎ポテト((株)新岩城菓子舗) つつじらんぷミニ(ステンドグラス工房Glass in) 詳細情報は市ホームページから 今年度はいよいよ市制100周年。今後もさらなる魅力創出に向け取り組みを実施していきます。 2面------------------------------------------------------------ 区関連予算 区に関連する事業について、6年度の主なものを紹介します。 問い合わせ:区役所企画課 電話044-556-6612 ファクス044-555-3130 施設新設・整備など 新川崎駅周辺自転車等駐車場新設(新川崎4番地先):約225万円  JR南武線の連続立体交差事業(矢向駅〜武蔵小杉駅間)の推進:約33億円 (仮称)新小倉小学校(新小倉2番15号)新築(名称は3月1日時点):約102億円 道路施設・公園緑地・街路樹などの維持管理 道路の維持補修:約5億5千万円 公園緑地、街路樹の維持管理:約6千万円 地域課題解決のための予算 地域資源を生かしたまちづくり:9事業 約3,590万円 鉄道ビュースポットの魅力発信、新川崎・創造のもりでの科学体験イベントなど区の特性を生かし、地域と連携しながら、市制100周年や全国都市緑化かわさきフェアと連動したイベントなどを実施します。 安全で安心して暮らせるまちづくり:4事業 約483万円 青色回転灯車パトロールによる防犯・防火の取り組みや、交通安全教室・街頭啓発活動を通じた安全意識の向上、避難所開設・運営訓練の実施による地域防災力の強化に向けた取り組みを実施します。 安心して子育てできるまちづくり:5事業 約711万円 情報発信や講演会、「みんなで子育てフェアさいわい」などを通じた地域で子育てを支援する環境づくりや、中高生向け地域ボランティア(はぴボラ)などの事業を通じた子ども・子育て支援を実施します。 地域コミュニティの活性化:6事業 約610万円 「さいわい縁むす日」の実施による地域のつながりづくりや若い世代が参加しやすい環境の醸成、市民活動団体の交流促進を通じた市民活動の活性化に向けた取り組みを実施します。 健康で安心して暮らし続けられるまちづくり:4事業 約524万円 地域包括ケアシステムの構築に向け、講演会の開催や「保健福祉情報さいわい」の発行などを行い、地域住民が主体となり人と地域のつながりが活発な地域づくりに向けた取り組みを実施します。 区役所サービスの向上:3事業 約405万円 「さいわい広報特別号」の発行による区政情報の発信や、隔年で実施するアンケートを行い今後の地域づくりに向けた施策の検討に活用します。 その他:3事業 約936万円 市民活動団体などとの協働による事業や新たに発生した課題などに対応する事業を実施します。 御幸公園梅香事業 うめかおる写真展を開催します! 幸区はかつて明治天皇が行幸するほどの梅の名所だったことを知っていますか? 梅をより身近に感じてもらうことを目的とした「うめかおる写真展」を開催します。「区長賞」などを受賞した優秀作品をはじめ、応募作品全点を展示します。区ホームページでも見ることができます。 問い合わせ:区役所地域振興課 電話044-556-6606 ファクス044-555-3130 展示期間・場所 (1)4月16日〜30日、区役所1階ロビーハナミズキ (2)5月7日〜21日、日吉出張所1階タウンホールやまぶき 専修大学の学生が制作した区のPR映像を配信中! 専修大学文学部ジャーナリズム学科の専門科目「応用実習」における地域の広報映像制作に区が協力しています。5年度は「自転車マナーのよいまちへ」をテーマに大学生が映像を制作し、優秀作品の表彰を行いました。 問い合わせ:区役所企画課 電話044-556-6612 ファクス044-555-3130 放映場所 区YouTubeや区役所庁舎内1階のサイネージなどで放映しています。 夢こんさぁと 日時:4月18日木曜午後0時5分〜午後0時45分 場所:幸市民館大会議室 出演:フルートアンサンブルeff 曲目:美女と野獣、春〜日本の唱歌メドレー〜他 定員:当日先着100人 席数が限られているので、立ち見または入場制限を行う場合があります。 問い合わせ:区役所地域振興課 電話044-556-6606 ファクス044-555-3130 100周年記念事業 〜市制100周年記念〜さいわい歴史写真館 Vol.8 6年度に川崎市は市制100周年を迎えます。これを記念し、これまでの区の歩みを写真とともに振り返ります。 1942(昭和17)年に白山古墳から発見された秋草文壺は市内から出土した唯一の国宝です。高さ40pほどのこの壺は火葬された人骨を納めるためのもので、12世紀頃に作られたものだといわれています。表面には、ススキ・ヤナギ・トンボといった秋の風物詩が描かれ、地元の有力者が所有していたのではないかと推測されています。現在、東京国立博物館で展示されています。 幸区では公式YouTube、Instagramのアカウントを開設し、区の情報を発信しています「幸区 広報メディア」で検索