表紙 パサージュ・たまの目が不自由な方へのテキスト情報 パサージュ・たま広報誌 令和5年3月発行 パサージュ・たまは、障害に関する普及・啓発のために月2回作品の展示販売を行っている事業です。 表紙イラストは会場の多摩区役所1階アトリウムの様子です。 表紙イラスト:多摩川あゆ工房 TAIKIさん タイトル:多摩ワークショップ きよこさん 外面 パサージュ・たまって? 『パサージュ・たま』は、障害に関する普及・啓発のために「活動の場を広げたい!」「少しでも多くの人に知ってもらいたい!」という想いを持ちながら福祉活動に関わっている人々の声をきっかけとして、平成20年3月から始まりました。 「パサージュ」とは、フランス語で「ガラス屋根の遊歩道」のこと。まさにその名にふさわしい光の差し込む多摩区役所アトリウムで「パサージュ・たま」を開催しています。 「パサージュ:たま」では、野菜やお菓子、ジャム等の食品や小物雑貨・アクセサリー等を販売しています。 パサージュ・たまの売上は、利用者の工賃となり、自立した生活の一助となっています。 パサージュ・たま運営委員会 委員長 金田 圭二 多摩区で「パサージュ・たま」が立ち上がって14年目を迎えました。しかし、特にこの2,3年は新型コロナの影響で障害者事業所も大打撃を受けました。 「はたらく」「つどう」ということが、障害当事者や支援者にとってこんなにも大切だったのか!ということが痛いほど身に沁みました。 今再び、様々な活動が芽吹き始めています。この広報誌も皆さんにお手にとっていただけることを願ってリニューアルしました。ぜひ「パサージュ・たま」に足を運んでください。                    開催日程:原則、8月を除く毎月、第2火曜・木曜 時間:午前10時30分~午後1時30分 場所:多摩区役所1階 アトリウム パサージュ・たまの紹介動画を順次公開予定です。 発行:パサージュ・たま運営委員会 連絡先:多摩区役所地域みまもり支援センター(保健所支所・福祉事務所)地域ケア推進課 郵便番号214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1 電話:044-935-3241 ファックス:044-935-3276 裏表紙 多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)で 作品の常設展示・販売をしています! 作品をより多くの方に見ていただきたいという思いで、令和3年12月から、多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)内で「パサージュ・たま」出展団体の作品を常設展示・販売しています。 多摩区ソーシャルデザインセンターからは、「パサージュ・たまの作品を展示・販売してから、SDCに来所する方が増えた」 「来所される方の中には、作品について詳しい方や新商品をご存知の方も多く、興味を持っている方が多くいることを感じる」「作品をご紹介する中で施設や障害福祉についてお伝えすることもあり、常設の重要性を感じている」などの声をいただいています。 毎月6~7事業所が入れ替わりで出展していますので、ぜひお立ち寄りください。 時間:平日午前10時 ~ 午後4時(年末年始を除く) 場所:多摩区役所1階 多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)展示・販売物:焼き菓子、ジャム、アクセサリー、キーホルダー、コースター、ハガキ、小物入れ、染物製品など 中面 パサージュ・たま参加団体 1ともかわさきあかね あかねは、障害がある方々の日中活動の場であり、自主製品として布巾、再生ハガキ、アクリルたわしなどの制作を行っています。「パサージュ・たま」では、製品の販売を通じて利用者の方と地域の方々との交流をさせていただいており、今後もあかねのことをPRしていきたいと思います。 2はぐるま共同作業所 念願の自分たちのお店・カフェをオープンさせました。その他にも、染物工房、ミシン作業場も携え、まさに働く仲間のおうちのような場所です。「みんなのみらいをつくるラボ」という意味で建物には「みらぼ」と名前をつけました。地域のすべての人とごちゃまぜに交わる拠点にしていきたいです! 3多摩みのりの会 多摩みのりの会は脳血管障害者、虚弱な高齢者等の自主グループです。主な活動として絵手紙、カラオケ、リハビリ体操、風船バレーなど。また季節の行事として、花見、バス旅行(春秋)、文集発行、食事会、健康フェスタ等、みんなでいろいろ楽しんでいます。あなたも参加しませんか。同じ体験を持つ仲間が待っています。 4川崎市多摩川の里身体障害者福祉会館 重度重複障害をお持ちの方々が通所され、楽しく活動しています。活動内容は、身体機能維持のための機能訓練や創作活動、外出のほか、送迎、入浴、給食の各サービスの提供などを行っています。「パサージュ・たま」には、不定期で布マットやポンぐるみなどの自主製品を出展し、パネルで施設紹介を行っています。 5多摩川あゆ工房 みんなのお菓子屋さん レゼルクッキー、パウンドケーキ、タルト販売を行っています。材料には、多摩区で採れた梨、はちみつ、のらぼう菜を使用しています♪ ハロウィンやクリスマスなど、季節に合わせた商品も作っています。メレンゲ菓子のさくさくイチゴ、アーモンドとキャラメルたっぷりのフロランタンなども人気です。リピーターもたくさん!ぜひご賞味ください! 6地域活動支援センターいっぽ舎 私達は、突然障害者になって、元のようには戻れません。不自由なこともあるけれど、それ以上に出来るようになった事や楽しい事も沢山見つけました。いっぽ舎で「自分らしさ」を探す・取り戻す活動をしています。少しずつだけどいっぽいっぽ歩んでいます。 7地域活動支援センター多摩ワークショップ 多摩ワークショップは、不慮の事故による脳外傷や、脳卒中の後遺症、難病など、身体を中心とした障がいを持つ方の地域活動の場です。「パサージュ・たま」では日々製作している作品展示の機会を通じ、地域の方々との繋がりも大切にしています。ぜひお立ち寄りください。 8クラフトヌプリトック 織り手の個性と感性を何よりも大切にして製品作りに日々取り組んでいます。機織りの作業工程も織り手の自主性を尊重しながら、一つひとつスタッフが支援しています。「パサージュ・たま」にて是非!実際にお手に取り、織りの風合いと織り手の想いを受けとめていただけたら幸いです。そしてお気に入りのアイテムに加えてください。作業所の見学も随時お受けしています。ご興味のある方は直接作業の様子を見に来てください。 9地域活動支援センターきたのば 精神障がいのある方たちが日々の生活にほっこりをもたらす製品を、ほっこりした雰囲気の中で製作しています。エプロンや巾着などの布小物、ビーズ製品、マスコットなど多数取り揃えております!!多摩区役所からも近いので、ぜひお散歩がてらお立ち寄りください。 10KFJ多摩はなもも KFJ多摩はなももは障害をお持ちの方々に様々な活動の場を通し、地域の中で安心して生活を送るための支援を提供する事業所です。作品制作・委託業務のお仕事や、季節行事・外出など日中の生活を楽しむお手伝いをしています。 11はなみずき(パン工房 ア・レーズ) 自家製生地を富士山の溶岩窯でふっくらと焼いています。菓子パン、調理パン、食パン、フランスパンといろいろ用意しており、その中でもメロンパンは人気商品です。お客様に喜んでいただけるように、スタッフ一同、心を込めて一生懸命作っていますので、宜しくお願い致します。 12サポートセンターロンド Live Life House RONDO!&POP! 私たち「Live Life House RONDO!&POP」は、みんなで生活を楽しみながら活動しています。活動の一つとして染物などの制作を行っていて、作品を通して地域とのつながりを広げたい!という思いから「パサージュ・たま」に出展しています。 13地域活動支援センター工房和丘 地域活動支援センター工房和丘です。古民家風の小さな機織り工房でメンバー達が1本の糸から心を込めて織り上げています。和丘の商品は全てオリジナルで季節のプレゼントにも喜ばれてます。デザインの温かみが和丘の自慢でもあります!! 14はっぴわーく はっぴわーくは、登戸・向ヶ丘遊園駅から徒歩7分程の場所にある、精神に障がいがある方のための就労継続支援B型事業所です。平成21年9月に開設し、主にかわさきそだちの素材でジャムを製造しています。一番人気は、果実がゴロッと入った多摩川梨のジャム。梨のジャムは珍しく、かつ川崎産ということもあって、お客様に大変喜ばれています。その他にも季節の果物や野菜のジャムを約10種類製造しています。ぜひ一度、はっぴわーくの生ジャムをご賞味ください! 15ともかわさきなしの実 なしの実は、小田急線生田駅から10分の場所にある障害者福祉サービス事業所です。主な活動として、手すきハガキ、カードづくりをしています。楮(こうぞ)を煮る、叩く、ほぐす工程を経て、一から丁寧に作り、よもぎや玉ねぎなどで草木染めにして販売しています。 16夢花工房ぽぱい 夢花工房は多摩区の南生田・長沢を中心に活動している、障害のある方の生活介護事業所です。夢花工房では日中の作業の一つとして、木のおもちゃ・革のキーホルダー・ハーバリウムボールペン・メモ帳など、みんなでアイデアを出し合いながら、一つひとつ心を込めて製品を手作りしています。パサージュ・たまにて出展・販売をさせて頂いておりますので、ぜひお手元にとってご覧ください! 17エンジョイ 私たち「エンジョイ」は多摩区長沢を拠点に平成25年から活動展開しております。開設当初から菌床しいたけの栽培を利用者と一緒に取り組んで参りました。これまでに、JAセレサモス黒川・宮前や長沢近隣の商店街等で販売を行い、おかげさまで地域の方々から好評いただき販売実績は良好でございます。 昨年から本格的に第2きのこ工場も稼働したことで、生きくらげの栽培も本格化し始めました。食物の成長過程を通して、利用者と一緒に見てホっこり・食べてホっこりそんなエンジョイしいたけを是非ご賞味ください。今後も「パサージュ・たま」の参加を通して地域住民の皆様との交流やエンジョイの活動をPRしていきたいと思います。是非お立ち寄りください。 18多摩区社会福祉協議会 多摩区社会福祉協議会は、地域で活動している様々な人・団体と連携をして、「ふだんのくらしのしあわせ」の実現を目指し、地域の困りごとを解決していくために活動しています。ボランティア相談のほか、ふくしに関する相談を受けています。また、ボランティア講座なども開催しています。ぜひ、お気軽にお越しください。 19多摩区地域自立支援協議会(川崎市北部基幹相談支援センター内) 多摩区地域自立支援協議会は、障害のある方が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように関係機関のネットワークの構築や社会資源の開発を目的として活動しています。  これまでの詳細な活動状況についてはホームページを是非ご覧ください。 20多摩区障害者児団体協議会 身体障害者児団体協議会は、1976年に設立され、多摩区において活動している多摩区肢体障害者福祉協会、NPO法人視覚障害者協会多摩区支部、多摩区聴覚障害者協会、多摩区肢体不自由児者父母の会で構成されています。各団体の自主性を尊重するとともに、共通の課題を討議し、その特殊性を理解し、相互の親睦を高めながら、社会的地位の向上と福祉の向上を図ることを目的として活動しています。主な行事は、①研修②日帰りバス旅行③代議員総会です。 表紙の「多摩区役所1階アトリウム」のイラスト、タイトル、中面のイラストは施設に通所している皆さんが描いたものです。