「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和3年第32週)
発表日
令和3年(2021年)8月18日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和3年第32週)を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第32週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)RSウイルス感染症 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.04人と前週(2.09人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
RSウイルス感染症の定点当たり患者報告数は0.42人と前週(1.21人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.38人と前週(0.62人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症~ワクチン接種後もマスクの着用を~”について取り上げました。
新型コロナウイルスは変異が多く、現在川崎市内では、デルタ株といわれる変異ウイルスが主流となっています。デルタ株は従来のものよりも感染力が強いとされていますが、新型コロナワクチンの有効性は他のワクチンと比べて非常に高く、デルタ株であっても感染するリスクを大きく減らすことができます。市内においても、ワクチン接種が進んでいる高齢者については、6月以降の感染割合が大幅に減少しています。
ワクチン接種完了後に感染する率は低く、万一感染しても無症状や軽症で済むことが多いものの、排出されるウイルス量は接種の有無に関わらず同等との報告もあります。換気の悪い場所や密な場では、必ずマスクを着用しましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 新型インフルエンザ等対策担当
電話:044-200-2343

