「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和3年第46週)
発表日
令和3年(2021年)11月25日
概要
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和3年第46週)を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第46週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)手足口病 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.32人と前週(2.81人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
手足口病の定点当たり患者報告数は1.41人と前週(0.92人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.62人と前週(0.46人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“地域的な流行がみられます!~手足口病・ヘルパンギーナ~”について取り上げました。
手足口病及びヘルパンギーナは、通常夏季に流行がみられる疾患ですが、今年は9月下旬以降、報告数が増加しています。川崎市における令和3年第46週(11月15日~11月21日)の定点当たり患者報告数は、手足口病が1.41人、ヘルパンギーナが0.54人で、特に宮前区においては、手足口病の報告数が流行発生警報基準値(定点当たり5.00人)を超えています。
いずれもエンテロウイルス属のウイルスを原因とする感染症ですが、ウイルスの種類によっては重症化することもありますので、こまめな手洗いやタオルの共用は避けるなどの予防対策を徹底しましょう。
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 新型インフルエンザ等対策担当
電話:044-200-2343
川崎市役所 開庁時間:月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時まで(祝休日・12月29日から1月3日を除く)
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