3つのおサイフ(会計)を教えて! ママが言ったように、川崎市には、いくつかのおサイフ(会計)があるんですよね、 博士!おサイフの種類と内容について説明をお願いします。パパ はい、わかりました。川崎市には、3つのおサイフがあって、それぞれ目的に合わせて使っているんですよ。 一般会計収益のない事業(福祉、道路整備など)を行う会計で、主に市税で賄われています。 特別会計特定の収入がある会計で、収支を明確にするために、一般会計とは分けています。川崎市には現在14会計あります。 公営企業会計企業的性格を持った事業(バス、水道など)を行う会計で、基本的には、事業の収益で賄われています。川崎市には現在6会計あります。 平成22年度予算は、「人間都市」、「安心快適都市」、「安定持続都市」、「オンリーワン都市」という5つのキーワードのもと、市民生活の安全・安心をしっかり確保し、川崎の「新たな飛躍」の礎を築くために、急激な社会経済環境の変化に的確に対応する予算であるという意味を込めて、「環境変化対応予算」と名づけられました。それでは3つのおサイフを、特別会計・公営企業会計・一般会計の順で見てみましょう! 公営企業会計 2,124億円◆病院事業(489億円)川崎・井田・多摩病院の運営◆下水道事業(954億円)◆水道事業(465億円)◆工業用水道事業(98億円)◆自動車運送事業(117億円) 市営バスの運営◆高速鉄道事業(0.7億円) 特別会計 4,433億円◆競輪事業(235億円)年12回、52日開催する市営競輪の開催経費などの事業◆卸売市場事業(23億円) 北部・南部市場の運営管理などの事業◆国民健康保険事業(1,276億円)◆介護保険事業(584億円) 介護サービス、介護予防などを行う事業◆港湾整備事業(17億円) 港湾事務所や東扇島コンテナターミナルの管理運営などを行う事業◆墓地整備事業(4億円) 早野聖地公園の墓地整備や募集を行うなどの事業◆生田緑地ゴルフ場事業(4億円) 生田緑地ゴルフ場の管理及び整備を行う事業◆公共用地先行取得等事業(110億円) 事業用地や代替地など、公共用地を先行取得する事業◆公債管理(2,069億円) 市の借入金を返すことや借換を行うための会計◆他5会計(111億円) 一般会計は次のページで説明します。