施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 14203000 道路維持の計画的な推進 作成課 建設緑政局道路河川整備部道路施設課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
快適な地域交通環境をつくる 基本施策 地域の生活基盤となる道路整備
関係課 港湾局整備計画課、川崎港管理センタ-維持課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市民生活の中で日常的に利用される道路、橋梁、川崎港海底トンネル等については、日々の生活や、物流や経済活動を支える都市基盤であるため、常に良好な状態を維持するとともに、効率的な維持管理を進め、安全かつ円滑な交通を確保する必要があります。
●高度成長期に建設された橋梁などの道路施設やバリアフリ-化に伴うエスカレーター等の増加から、安全性や快適性の確保に向けて、施設の適切な維持・更新が必要です。
施策の概要 ●公害訴訟対策として行った幹線道路の低騒音舗装の補修を行います。
●新百合ヶ丘駅周辺地区内のペデストリアンデッキを滑りにくいタイル改良を行い、国の補助事業として3ヵ年計画で整備します。
●橋梁について、長寿命化修繕計画を策定するとともに、耐震補強工事を実施します。
●道路の舗装等の性能の向上や未舗装道路の整備を進め、円滑な交通環境の確保及び生活道路の環境向上を図ります。
●川崎港海底トンネルの老朽化対策として、コンクリ-トの劣化防止や剥落対策、液状化対策が必要なことから、引き続き本体の改修を実施いたします。
施策の目標 ●幹線道路における騒音対策として低騒音舗装にし騒音測定値を環境基準値未満とするよう沿道環境改善を図ります
●ペデストリアンデッキの歩行通路を、安全かつ円滑に移動しやすくするためのタイル舗装の改良工事を行います。
●橋梁の耐震工事について、2010年度までに94橋実施します。
●川崎港海底トンネルを通行する車両等の安全を確保するため、効率的・効果的に改修事業を実施します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●経済的な工法を取り入れるなど工夫をしながら、舗装道補修や清掃など、適切な道路維持補修を行いました。
●新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ等の改修として、3,988m2のタイル舗装の改良工事を行いました。
●橋梁長寿命化修繕計画については、計画を策定・公表しさらに今後10年間の実施プログラムを策定しました。
また、点検及び道路パトロールにより発見された橋梁の損傷を補修するため、登戸陸橋他23橋の補修を行いました。さらに、扇橋他17橋の耐震補強工事を実施しました。
●道路舗装事業として、市内7,091m2の舗装を実施しました。
●川崎港海底トンネルについては、本体部の液状化対策工事が100%完了し、補修工事も計画通り実施しました。また、関係局と調整の上、換気棟の老朽化対策を行うための現地調査(耐震診断)・基本設計を実施しました。さらに諸設備について維持補修工事や年間の保守運転管理業務及び電気・機械設備保守業務委託を行い、常時良好な状態を維持しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●維持管理コストの縮減と費用の平準化に向けて、橋梁長寿命化修繕計画の着実な実行が必要です。
●東扇島東公園は、大規模災害時には基幹的広域防災拠点として機能を発揮することから、東扇島と川崎市街地を結ぶ唯一の連絡路である川崎港海底トンネルは、大規模災害時においても緊急物資・復旧資材の輸送路または、緊急避難路としての機能確保が必要です。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●市民生活の中で、日常的に利用される道路などを常に良好な状態に保つとともに効率的かつ計画的な維持管理手法の検討を進め、経営的視点を踏まえた道路維持修繕計画を策定します。
●橋梁の長寿命化に向けた取組については、計画に基づき、橋梁点検を着実に実施し、予防保全型維持管理を進めるとともに、平成26年度までに残る33橋の橋梁の耐震補強を実施し、橋梁の安全性と信頼性を確保します。
●川崎港海底トンネルについては引き続き、トンネル本体や換気棟の老朽化対策等の補修工事を実施するとともに維持管理計画を策定して適切な維持管理を行い、施設の延命化を図ります。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
橋梁の耐震補強数 川崎港海底トンネル改修事業の事業進捗率 騒音測定値
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
耐震補強が完了または耐震性能を有している橋梁の数。耐震対策が必要な橋梁は124橋。
目標値: 94橋(2010年度)
川崎港海底トンネルの延長2,180mに対する改修事業の進捗率 尻手黒川線の騒音測定値
昼間(夜間)
※2011年9月に実施するため、2010年度は実施せず。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 小さいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 60 59 2008 59 59 % 2008 70(65) 68.1(64.9) db
2009 75 73 2009 71 71 % 2009 70(65) 68.8(64.9) db
2010 94 91 2010 76 76 % 2010 70(65)    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 5,629,058 5,438,658 5,646,193 5,281,178 5,018,827 5,403,597 5,222,096 5,246,352

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
道路維持補修事業 III 橋りょう補修事業 III
耐震対策等橋りょう整備事業 III 道路舗装事業 III
川崎港海底トンネル改修事業 III 川崎港海底トンネル維持整備事業 III
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