施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 31202000 青少年の社会活動への参加の促進 作成課 市民・こども局子育て施策部青少年育成課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子育てを地域社会全体で支える 基本施策 子どもがすこやかに育つ環境づくり
関係課 各区役所地域振興課 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●近年の核家族化、少子化の進展により、家庭や地域における子ども同士のふれあいや地域活動を通じた社会参加活動の減少と、都市化を背景にして、青少年に関する様々な問題が顕在化しています。
●青少年の社会参加を促し、青少年を取り巻く社会環境を踏まえながら、関係団体と連携して効果的な青少年健全育成施策の展開を図ることが課題となっています。
施策の概要 ●青少年が豊かな人生観を育み、将来への展望を抱けるように、青少年団体の育成や支援を行い、青少年が積極的に社会活動に参加できる環境づくりを進めます。
●青少年だけでなく、大人も子どもも共に生き、共に育ちあう環境づくりを進めます。
●「こども110番」事業について、全区で「こども110番」PTA情報交換会を実施し、市民意識の醸成、拡充活動に努めます。
●青少年フェスティバルは、青少年の意見が反映され、青少年の社会参加の場の拡大となるよう支援します。
●青少年育成連盟が実施する中高校生リーダー研修会について、各青少年団体から推薦された指導者たちと青少年のリーダーたちによる自主的な研修会となるよう、また、他の青少年団体の活動を理解し、交流が図れるよう支援します。
施策の目標 ●計画期間中に「こども110番」事業の協力施設を拡充します。
●青少年フェスティバル検討委員会を開催し、今年度以降に開催する「青少年フェスティバル」について、企画・運営等の見直しをします。
●青少年育成連盟が実施する中高校生リーダー研修会について、開催方法の見直しをします。
●青少年プランに基づく施策の推進を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●「こども110番」事業について、5月に全区において、「こども110番」PTA情報交換会を実施し、市民意識の醸成、拡充活動に努めました。その結果、前年度に比べ協力施設が47件増加し9,582件となりました。また川崎市内で未実施の小学校2校のPTAの会合において、「こども110番」事業の趣旨を説明し、子どもを地域で守り育てる地域環境づくりについての理解を求めました。
●青少年フェスティバルは、各青少年団体から青少年の実行委員を推薦してもらうことで、企画段階から青少年の意見が反映されるよう、青少年の社会参加の場の拡大に努めました。(2011年3月20日のイベント関係は中止)
●青少年育成連盟が実施する中高校生リーダー研修会について、開催方法を行政主導から変更し、各青少年団体から推薦された指導者たちと青少年のリーダーたちによる研修会の企画運営を事務局として支援することで、自主的、積極的に青少年が企画立案に携わる機会となりました。また、他の青少年団体の活動を理解し、交流を図る目的も達成しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●「こども110番」事業の拡充と全小学校区での実施に向けて地域理解や地域環境づくりが課題です。
●青少年フェスティバルの企画運営が青少年の社会参加の場となるよう青少年団体と協力して事業を推進することが重要です。
●中高校生リーダー研修について、青少年育成連盟の指導者と協力し、各団体の交流及び青少年の社会参加の場となるよう、またこの研修の企画・運営がリーダー養成の機会となるよう内容の充実を図る必要があります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●「こども110番」事業の拡充と全小学校区での実施に向けて趣旨説明や地域環境づくりの啓発活動に努めます。
●青少年フェスティバルの企画運営が青少年の社会参加の場となるよう青少年団体と協力して事業を推進します。
●中高校生リーダー研修について、青少年育成連盟の指導者と協力し、各団体の交流及び青少年の社会参加の場となるよう、またこの研修の企画・運営がリーダー養成の機会となるよう内容の充実を図ります。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
「こども110番」協力施設 青少年フェスティバルの来場人員 成人の日を祝うつどいの参加率
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
青少年を取り巻く社会環境の浄化を図るため、啓発活動を行い、協力施設の拡充に努めます。 とどろきアリーナへの入場者数。
青少年がイベントの企画運営に携わることによる社会活動への参加促進が事業目的のため、来場者数は、現状維持を目標とした参考指標です。
成人式への参加者の割合
参加者数÷対象者数×100
7,003人÷12,807人×100= 54.7%
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 現状維持 現状維持
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 9,400 9,405 2008 5,000 5,100 2008 55 55 %
2009 9,500 9,535 2009 5,000 5,500 2009 55 54 %
2010 9,600 9,582 2010 5,000 0 2010 55 55 %

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 150,626 142,499 147,889 148,186 145,561 141,723 148,681 140,555

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
青少年団体育成事業 III 青少年啓発活動事業 III
青少年活動推進事業 III 子ども・若者育成支援推進事業 III
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