施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 41203000 資源物の適正処理 作成課 環境局施設部処理計画課
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の
基本方向
環境に配慮し循環型のしくみをつくる 基本施策 ごみをつくらない社会の実現に向けた取組の推進
関係課 環境局施設部施設課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●本市においては、この10数年、市民一人1日あたりのごみ排出量が減少するなど、減量・リサイクルの取組は市民の間に一定程度浸透しておりますが、資源物を含めた総排出量は高い水準にあります。また、リサイクル量はここ数年伸び悩んでいます。
●このため循環型社会の構築に向け、市民・事業者・行政の協働のもと、3Rの推進を基本とし、さらなる発生・排出抑制に取組むとともに、より一層のリサイクルを推進することが必要です。
●こうしたことから、廃棄物対策については、従来の適正処理を中心とした取組から、ごみ減量やリサイクルの拡充、環境への配慮に重点を置いた取組が求められています。
施策の概要 ●資源有効利用の観点から、分別収集した資源物については、資源化処理施設において選別等を行い、容器包装リサイクル法によるルートや民間ルートを活用しリサイクルを推進します。
●その他プラスチック製容器包装の分別収集の実施に向けて、効率的かつ適正な処理の検討と中間処理施設の整備に向けた取組を行います。
施策の目標 ●徹底した資源化を図るため、分別収集により処理施設に搬入された ペットボトルは、容器包装リサイクル法により民間業者に引渡しを行い、再商品化事業者に引渡しを行います。また、空き缶、空き瓶及びミックスペーパーについては、市内業者で処理を行います。なお、空き缶及び空き瓶は売却し、ミックスペーパーは処理業務を委託し、再商品化を行います。今年度は、空き缶・ペットボトル、空き瓶及びミックスペーパー等については、28,339tを目標に資源化処理を行う予定です。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●民間委託した資源化処理施設については、資源物の選別・処理並びに施設の運営・管理について委託を行い、資源化処理施設の機器等の点検整備等については、本市で対応しました。なお、空き缶・空き瓶・ペットボトルの処理については、18,077トンを安定的に資源化処理しました。また、ミックスペーパーについては、2011年3月から分別収集を全市へと拡大し、新たに浮島処理センター敷地内に建設した資源化処理施設にて圧職梱包等の処理を行い、1,796トンの処理を行い、同様に、2011年3月から南部3区(川崎区・幸区・中原区)における分別収集を開始したプラスチック製容器包装については、212トンを安定的に処理しました。
●廃蛍光管の拠点回収については、昨年から行っている5生活環境事業所並びに幸・高津・麻生区役所に加え、中原・宮前・多摩区役所へと拡大し、約1トンの処理委託を実施しました。
●粗大ごみの処理において、金属類(鉄・アルミ等)を手選別及び破砕選別により3,782トン回収し、資源化処理を行いました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●ミックスペーパーの処理については、2011年3月から分別収集の全市実施を開始し、また、プラスチック製容器包装は、南部3区(川崎・幸・中原)において分別収集を開始、2013年には全市実施となることから、今後、安定的な処理に向け、排出動向等の推移を見ながら、円滑な処理体制を図る必要があります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●今後も引き続き、分別収集した空き缶・空き瓶・ペットボトル・ミックスペーパー・プラスチック製容器包装の資源物を適正かつ安定的に処理を行い、再商品化事業者への引き渡しを行います。
●2013年度からのプラスチック製容器包装収集の全市拡大に伴い、増量する処理量を適正に処理できるよう体制を整えます。
●2015年度からの仮称リサイクルパークあさお資源化処理施設の稼動に伴い、市北部地区の空き缶・空き瓶・ペットボトルの収集処理体制の検討を行います。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
年間資源化量    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
資源化量とは、年間を通して家庭から排出される資源物(空き缶・ペットボトル、空き瓶、ミックスペーパー、廃蛍光管、廃乾電池及び金属類等)の資源化量です。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 28,047 23,026 t 2008       2008      
2009 28,339 24,177 t 2009       2009      
2010 34,182 24,103 t 2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 764,717 727,089 789,573 773,016 735,096 811,685 863,749 778,255

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
資源化処理事業 III 北部リサイクル推進事業 III
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